江國香織
『なつのひかり』★★★
再読
夏に夏の題名の本を読む。
今年の猛暑にはさすがに辟易した終わらない夏
夏を夏以上に物語の中のまだ通常の夏だった頃に戻りたい。
江國さんの独特な夏の世界のその空気へ。
今年の猛暑にはさすがに辟易した終わらない夏
夏を夏以上に物語の中のまだ通常の夏だった頃に戻りたい。
江國さんの独特な夏の世界のその空気へ。
最近は月の半分を大江健三郎に費やしていて、その半分の内その半分が借りた本
残りの1/3が自分が読みたい本
なのでチョイスが厳選されてしまう。
今後はその時間を少々勉学へ移行させようと考え中
ってことは再読が減るかも。。
残りの1/3が自分が読みたい本
なのでチョイスが厳選されてしまう。
今後はその時間を少々勉学へ移行させようと考え中
ってことは再読が減るかも。。
--------(抜粋)
「私」は来週21歳。ウェイトレスとバーの歌手という、 2つのアルバイトをしている。「 年齢こそ三つちがうが双生児のような」兄がいて、兄には、 美しい妻と幼い娘、そして50代の愛人がいる…。ある朝、 逃げたやどかりを捜して隣の男の子がやって来たときから、 奇妙な夏の日々が始まった―。私と兄をめぐって、 現実と幻想が交錯、不思議な物語が紡がれて行く。 シュールな切なさと、失われた幸福感に満ちた秀作
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しかし前回より主人公との年齢の乖離が、現実味なくメルヘン
救いはやっぱりナポレオン・・(笑)
日常からかけ離れたこのシュールさをこの先楽しめるかが楽しみ。