◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

K

2022-10-31 | 作家別諸々(か行)

 

鴨崎暖炉
『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』★★

 

第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作
略して『このミス』 かるっ!なんのこっちゃ(笑)

『このミステリーがすごい!』大賞

 

密室⻩⾦時代の殺⼈ 雪の館と六つのトリック|文庫グランプリ|宝島社

密室⻩⾦時代の殺⼈ 雪の館と六つのトリック|文庫グランプリ|宝島社

密室⻩⾦時代の殺⼈ 雪の館と六つのトリック|文庫グランプリ|宝島社

2022年 第20回『このミステリーがすごい!』大賞 文庫グランプリ受賞作!鴨崎 暖炉『密室⻩⾦時代の殺⼈ 雪の館と六つのトリック』2022年2月4日(金)全国書店にて発売予定...

宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル


ライトノベルな読みやすさ そして軽さ、軽快さと言えばよいのか。
違った意味で架空の世界観はSFっぽい(名前の付け方とかね)
ぽんぽん弾むリアルな2022年の会話
「秒で読めます」状態です。

エンターテインメント小説(どこかでも言ったね)

宝島社・・イメージはムック本
推理小説!?よく見ると見たことのない装丁の文庫本でした。

 

 

 

密室事件の模倣犯登場

クローズドサークル 今も昔も鉄板ですな。

 

殺人現場にあったトランプを撮影しアプリで検索をかけるくだり・・ 違和感1

 

鉄板は続き、雪白館は外界と隔絶され陸の孤島となる。
こういうパターンを何度も何度も読んでいるけど、やはりどきわく感は湧く。

 

違和感2 他のお客様の予約受付可という条件の元、一週間全室貸し切り予約を受け入れるっておかしい。

 

昔読んだ小川糸のとんとん話を思い出した。
作者の思う通りに全てが進み苦労知らずの違和感だらけってね。

 

---

 

人間の体は怪我をすると、自然とその傷口が閉じるようにできている。血を止め、傷を修復するためだ。これを生活反応という。
でも死んだ人間からは、その生活反応は失われる。

 

---

 

「完全な密室——、そんなわけがないでしょう。」

 

---

密室の謎を解いた彼女が最初の密室殺人事件の被疑者だった。

そして回想1へ。
この日本最初の密室殺人って言うのにも違和感3

 

第一の殺人、第二の殺人、第三の殺人 全て密室で睡魔( ゚Д゚)ネムヒー(出た!)
ついつい会社のコにチャットしてみたり。
「題名が『密室黄金時代』だもん(笑)」その通りです。

 

小休憩で巻末の〈解説〉を読み、筆者のプロフィールを把握

鴨崎暖炉のペンネームの由来
「暖炉の前で安楽椅子に座りながら、毎日、本を読む人生を送るのが夢」とのこと。
よいわね~🔥メラメラ

 

さて続々違和感4(ここからネタバレ入)
第二、第三の事件でベッドの下から銃を撃つことだけど、寝相が悪かったら当たらなくない?

 

---

 

「だって、そうでしょう?クローズドサークルで犯人が自殺した場合、その人物は犯人じゃなくて真犯人は別にいる。推理小説だと、大半がそういうパターンでしょう?」
確かに、と僕は思う。

 

---

 

『究極の密室トリック』

 

【ノックスの十戒】 推理小説を読む人には分かる分かっていないとね。

ノックスの十戒

 

ノックスの十戒

ノックスの十戒とは、本格推理小説を制作する上で守ることを推奨された十のルール。

ピクシブ百科事典

 

 

密室代行業者やら「『密室使い』」やら・・(^▽^;)魔法使いか?

 

---

 

「そう、ネットで。アマゾンで『液体窒素』『容器』で検索したら出てきたの。アマゾンってこんなものまで売ってるんだって、感心した覚えがあるわ」

 

---

 

【モーセの十戒】

ノックスでもありモーセでもある。

 

第5章からが本番!?

ってか密室だらけで( ゚Д゚)ネムヒー(再び)

 

---

 

「てか、マジでわかんないんだよな」
「密室の強度が高すぎる」

 

---

 

 

ラスト残ったのは梨々亜を除く五人
フェルリン、石川、迷路坂、蜜村、夜月 そして葛白

・・・一体誰?(勝手に迷路坂かと思っているわたし)

 

---

 

密室トリックは魔法じゃない―—

 

---

 

 

 

刊行にあたり、第20回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ
受賞作品「館と密室」を改題のうえ、加筆修正しました。

 

 

以上

世間で評判の本も一応読んでおこう~そんなノリでした。

でも心の片隅には周五郎さん💗
ついてゆきますわ。

 

 

 



成田から広島行


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大朝日岳 | トップ | ゴッホのひまわり »
最新の画像もっと見る