宇江佐真理
『桜花を見た』★★★
My本棚より
富士山とにゃんこ てっぱん
--------(抜粋)
刺青判官遠山景元と落し胤との生涯一度の出会いを描いた表題作ほか、北斎の娘お栄、蠣崎波響など実在の人物に材をとった時代小説集
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今回約3年ぶりの再読となったけど、文章に「固さ」を感じた。
宇江佐さんの本はどちらかと言うと人情味に溢れ、ゆるさの方が強い気がしていたけど、
読む時によって感じ方が変わるんだなと実感
特に蝦夷の物語にはそれが強かった。
ラストは少しタイムラグがおきてしまった。
この一年山本周五郎漬けだったので、宇江佐さんの本を読んで人心地がついた。
なんか女性の温かみにホッとさせられる作家さんです。
しばらくは宇江佐さんの本が続きます。
GW備忘録(予約投稿)⑦