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(自己評価★★★★★)+泣ける物語
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飲むFRISK

2024-08-22 | 健康管理

 

 



怖いもの見たさ de 飲むFRISK
残業時のリフレッシュ!
感想は・・飲んでみて下さい(笑)

 

 

X投稿「まずい」に驚異2300万バズ 飲むフリスクに賛否両論の声(日経クロストレンド) - Yahoo!ニュース

 ダイドードリンコが新感覚の炭酸飲料「FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)」を発売した。強刺激と冷涼感、すなわち「FRISK(フリスク)」を食べた時の感覚を味わ...

Yahoo!ニュース

 

 










ランランランチ 限定丼にやっとありつけた!
さすがお寿司屋さんのランチ👍



最近雨に降られない☔⚡夕方のあれだけの豪雨もセーフ!
でも、今週末の悪天候は免れないかな。



この数週間で-2K 軽く見ていた左足首のひねり・・少々悪化!?
身体的に元気だけど左頬に痛みがある。様子見です。

 


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新しい家族迎えました五ヶ月と二週間経過

2024-08-22 | わんこ

 

 



わんこぐんぐん成長中💚



HappyBirthday間近
🍓🍓🍓苺畑をプレゼント🍓🍓🍓





わんこの熱中症対策


人は扇風機で快適に過ごしていたけど、ワンちゃんが熱中症に!?といったことが起こります。人とワンちゃんでは、ワンちゃんの方が暑さに弱いのです。
 
長い時間を過ごすリビングは気温、湿度、直射日光、風通しのすべてに注意が必要です。
ワンちゃんの呼吸の様子や寝相を見ながら、エアコンで快適な温度に設定してあげましょう。
 
また、水分補給を好きな時にできるよう、お水を複数の場所においてあげましょう。

 

最も大切なことは「こまめに愛犬の状態を把握する」ことです!
 
熱中症は、どれだけ早く症状に気づけるかということが治療において最も重要です。
治療が数分遅れてしまうことで臓器に影響がでてしまう可能性もあるのです。
 
そのため、ワンちゃんの様子や変化を見逃さないよう定期的に声をかけ、様子をみるようにしてあげましょう!






粗相はまだ治らず。。こうやってカーテンに隠れる。バレバレ!
褒めて褒めて褒めまくる日々





身体が柔らかいわんこです。

 


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大江健三郎全小説8

2024-08-22 | 大江健三郎

 



大江健三郎全小説8

 

2019年4月10日 第一刷発行
株式会社講談社

 

--------(抜粋)

 

「古代から現代にいたる神話と歴史を、ひとつの夢の環にとじこめるように描く。場所は大きい森のなかの村だが、そこは国家でもあり、それを超えて小宇宙でもある。創造者であり破壊者である巨人が、あらゆる局面に立ちあっている。語り手がそれを妹に書く手紙の、語りの情熱のみをリアリティーの保障とする。僕はそういう方法的な意図からはじめたが、しかしもっと懐かしい小説になったと思う(著者・『同時代ゲーム』)

【収録作品】
M/Tと森のフシギの物語
同時代ゲーム

──森の神話

 

著書について

大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞、94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
 

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・M/Tと森のフシギの物語

生まれ育った四国の谷間の村の神話と伝承
それを日々祖母から聞かされていた僕が大人になって綴った物語

M/TのMとは?Tとは?

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M/T。このアルファベットふたつの組合せが、僕にとって特別な意味を持つようになって、もう永い時がたちました。ある人間の生涯を考えるとして、その誕生の時から始めるのじゃなく、そこよりはるか前までさかのぼり、またかれが死んだ日でしめくくのでなしに、さらに先へ延ばす仕方で、見取図を書くことは必要です。あるひとりの人間がこの世に生れ出ることは、単にかれひとりの生と死ということにとどまらないはずです。かれがふくみこまれている人びとの輪の、大きな翳のなかに生まれてきて、そして死んだあともなんらかの、続いてゆくものがあるはずだからです。

 

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Mとは英語のmatriarchの頭文字
女家長といった意味を持ち、谷間の村の神話を象徴する「オシコメ」(大醜女)がその存在を代表する。

Tとは英語のtricksterの頭文字
〈手ぎわのいいやつ〉賢くすばしこい「童子」たちを指す。
谷間の村の史料に残る「亀井銘助」(メイスケサン)
何度も村の危機を救った特別な童子である。

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祖母が昔話を始めようとしてこう言います。——昔のことなれば無かった事もあったにして聴かねばならぬ。そして僕が力をこめて―—うん!と誓言することで、知らぬうちになにか恐ろしい事態に巻きこまれていっているのではないか?そのように子供の僕が恐れた心の動きの、確かな筋みち。

 

---

 

第一章 「壊す人」

海から川をさかのぼって、森に囲まれた水甕のかたちをした盆地に到り、新しい村を創設したリーダーだった若者
本来の名を忘れられてしまい、伝説的な人物なのに「壊す人」
幾度も大規模な壊すことを行なったが所以
壊す人を巡っては村の創設から現在に至るまでの旧い歴史に刻まれている。
不死であり、巨大化したりと人を翻弄する人でもある。
聖なる「死人の道」創設にも関わっている。


第二章 オシコメ、「復古運動」

大女の「オシコメ」
「押し込められた人」と勘違いしていた僕は、大学生の時に見た絵巻にある一節から醜い女ということを考え、そこではじめて「オシコメ」とは「大醜女」だったのではないかと思い到った。
「オシコメ」と若い衆が指導した「復古運動」それははっきりとした目的を持ち、大恐音時代の期間を通して、住みかえという仕方で谷間と「在」の社会を造りかえた。それは森のなかの盆地の人びとの暮らしを、「壊す人」にひきいられて新天地を創造した時代のやり方に戻す、という運動であった。


第三章 「自由時代」の終わり

「オシコメ」を森のきわの穴に幽閉した後、若者たちと長老とで村を運営してゆくことになり、自由時代の到来という本当の平和で安穏の日々を指す。
しかし幕末が近づき一揆が起り、平和な「自由時代」は終焉を迎える。
そこに登場するのが「亀井銘助」(メイスケサン)である。
銘助が獄中で命を落とし、銘助母が励まし二重戸籍を村に提案、実行に移された。


第四章 五十日戦争

昭和に入り、太平洋戦争を控えた頃、森の中の小さな村の軍隊が氾濫を起こした出来事
それは二重戸籍のカラクリを正すためにやって来た、大日本帝国軍隊との紛争である。
「壊す人」が村の老人たちの夢に現れ指令を出す。
五十日戦争は村側の無条件降伏により終結となる。


第五章 「森のフシギ」の音楽

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広大な森のなかの谷間と「在」について、その言いつたえをひとり記憶し・やがて書く―—考えてみれば、この書くという着想は僕ひとりのもので、祖母も長老たちも、ただ僕に話を聞かせ・記憶させようとしただけじゃなかったか、ともあらためて気がつくのですが――

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息子のイーヨー(光さん)が後頭部に大きな瘤を持って生まれたことと、
地元の川で溺れて岩礁で頭を挟まれて傷を持つ「僕」
そして、頭に刀傷があった盆地の英雄「亀井銘助」(メイスケサン)

 


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