辻村深月
『傲慢と善良』★★+
すっかり忘れていた結構前に読んだ一冊です。
やはり辻村さんはホロリさせるのが上手いです。。
しかし絶賛するまでもなく、何ともあやふやな物語です。
最後のパートは小川糸を思わせる都合の良過ぎる展開。。
それが小説だよなって思わせてはダメかな。
辻村さん何か作風エグくなってない?
読む前にお友達から「微妙だったよ。。おすすめはしない」と言われていた。
その通りでした。
--------(抜粋)
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化
《解説・朝井リョウ》
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かなり広告宣伝費をかけた一冊です。
帯の販売戦略
「人生で一番刺さった小説」ってホンマですか!!??
おいおい。。ちゃんと色々な作家さんの本読んでる?
SNSに踊らされてない??
車の往来がない交差点で一人きちんと信号待っている人に、合わせて待つみたいな。
一に倣え的感情かしら?
山本周五郎を読んでみてよ~(笑)旧いって?
今どきの若者には刺さる話みたいです。
言い訳ではないですが、
過去の辻村さんのお話はよかったし、現代の売れてる本に興味があって読んだまでです。
装丁には惹かれるモノはありますね。