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2023-09-11 | 作家別諸々(は行)

 

幡大介
猫魔地獄のわらべ歌』★★★★

 

猫ときて、地獄!?食いつきキーワード

会社のコから「中々おもしろいよ」ってことで借りた本
初作家さんです。

---著者について---

幡 大介
1968年栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。テレビ局嘱託職員、CM制作会社などを経て、文筆業に。
2008年、『天下御免の信十郎』(二見時代小説文庫)でデビュー。腹の底から笑える、スケールの大きい作風で頭角をあらわす。「大富豪同心」(双葉文庫)、「独活の丙内密命録」(竹書房時代文庫)、「関八州御用狩り」(ベスト時代文庫)などのシリーズがある。
お江戸が舞台の本格ミステリに挑んだ、前代未聞の野心作『猫間地獄のわらべ歌』を引っさげ、講談社文庫に初登場

 

--------(抜粋)

 

お江戸で、密室。館ものに、見立て殺人!

驚天動地の王道推理!
ミステリファンもご注目を!
時代小説の暴れん坊・幡大介、講談社文庫に初登場

驚愕のラストに、開いた口がふさがらない!

時は天保。海の向こうのエゲレスでは、『モルグ街の殺人』とやらが書かれる五十年も前
花のお江戸の猫間藩下屋敷は、上へ下への大騒ぎ。お書物蔵で藩士が腹切って死んだという。不祥事発覚→失脚をおそれた藩主の愛妾和泉ノ方は、外部犯による他殺をでっち上げよ、と命じる始末。留め金の掛かった蔵は、誰も入れぬ“密室”であった。
銀山で潤うのはお偉方と商人ばかり、大半は飢える寸前の猫間藩。国許の城下では、次々起こる惨殺事件を暗示するかのように、ぶきみなわらべ歌が流行っていた。
……頼りなげな目付役所の若侍、静馬との“推理”は、お先真っ暗のこの藩を救うのか?

 

--------

 

常識にとらわれないお江戸ミステリー
おいおいそうくる!?軽くて苦笑しちゃいました。

私的には「あり」です(^▽^)/色々な本に出逢える柔軟な気持ち。

書物蔵で切腹した人物をどうにか他殺に見せかける方法を模索する目線がおもしろいし、
首なしの見立て殺人ときて、屋形船殺人のアリバイ崩しと次から次へとテンポよく進むのであっという間に読了

深く考えないエンターテイメント📘

 

 

 

 

 

 

 

 



この「清見」ってネーミングに引っかかった🍊


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