湊かなえ
『山女日記』★★★
やまじょにっき
かと思ったら素直にやまおんなでした(^▽^;)
きっかけはNHKのドラマです。
湊かなえが山に登るのは、日本百名山か何かの番組に出演してて知っていた。
ただ苦手な作家さんである・・
参照 M - ◆BookBookBook◆
さて山女日記3
山ドラマは目線が違う。ってか初じゃない?
なんせこの数年山に通い詰めてますからね~
「そうそう!」「あるある」共感どころが満載だった。
主人公は立花柚月
山岳ガイド(&帽子職人)で山で再会した元恋人を巡る山物語
しかし工藤夕貴そのまま歳を重ねればよいのに・・
ヒアルロン酸打ち過ぎ 顔面ぱんぱん(^▽^;) 髪色も痛々しく・・
さりげなくがどんどんエスカレートしてしまった例
そこが目について残念な気持ちに(そこじゃないって?)
山のあれこれもそうだけど、
このドラマはダンディーなお父さまと村長の触れ合いがよかった。
若林真由美は永遠!好き!
私的にはジェンダーカップルの回を繰り返し観てしまった。
唯一安達太良山は何度も行っているのもあり、なつかしさを感じた。
(もちろんブログ拝見してます(^▽^)/)
--------(抜粋)
こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。
……真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。
新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇
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ドラマ先行型とは言え、やはり小説で読むとまた違った味わいがある。
ってか柚月は主人公ではなかった。
山を取り巻く人達の中の一人(この続編は柚月が主人公なのかな?)
しかしですね・・やはり湊かなえ
内面をぐりぐりえぐってくるのよね・・(^▽^;)
わたしはそれが苦手と言うか重ねたくはないんだけど、
気づくと現実の自分と重ねてしまい嫌気がさしてくる。やだやだ。
うーん 第二話までは何とか耐えたかな(笑)
そう言いつつも数時間で完読でした。
読ませる力はさすがプロの筆力ですな。
私的備忘録なのであしからず!
(誰だって好き嫌いはあるでしょ?)
読了後山に行きたくなったのは言うまでもない。
今週末かる~く奥多摩行って来ます(^▽^)/