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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

2021-12-29 | 翻訳物

 

アーサー・コナン・ドイル
訳:小林司/東山あかね
[注・解説:C・ローデン 訳:高田寛]
『シャーロック・ホームズ全集① 緋色の習作』★★★

 

会社のコと冬休み読書の話になり、
一緒に同じ本を読んで一杯いかが?ってことになり、
選んだのがシャーロック・ホームズです!(^▽^)!

なぜにシャーロック!?
推理小説の中に話題として取り上げられたりと、その度にいつか読んでみたいと思っていた。
やはり古典中の古典、探偵の元祖と呼ばれるシャーロック・ホームズを文字から浮かび上がらせたい。

きっかけはアンソニー・ホロヴィッツ!
読書会の課題本だったのです。

 

久々に相方と新宿でイタリアン
その待ち合わせ前に紀伊国屋へ。
シャーロック・ホームズの翻訳本を片っ端から✓
基本中の基本な新潮文庫の延原謙訳にしようと思っていたけど一応吟味

新潮社版 → 昭和28年訳 まぁまぁ読みやすく改編されている。
創元文庫版 → 私的に深町さんの訳が気になる。
ハヤカワ文庫版 → 装丁が素敵

最終的に惹かれたのがこの河出文庫版です。
理由は読みやすさ(なんせ2014年のほっかほかの新訳!)
それと過去のイラスト全部が復刻!
挿絵が盛り込まれていると雰囲気が伝わる。

 

ってことでシャーロック・ホームズ第一作目です(^▽^)/

 

--------(抜粋)

 

おどろくべき知識と観察眼をもちながらも、地球が太陽の周りを回っていることすら知らない特異な男―世界一有名な探偵・ホームズとワトスンが初めて出会い、ベイカー街二二一Bでの共同生活をはじめる、記念碑的作品
オックスフォード大学版の注・解説にくわえ、初版本イラスト全点を復刻掲載した決定版

 

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誰もが知るホームズとワトスン(ワトソンって言ってなかった?)
二人の出逢いは友人を通じてのホームシェアだった。
そこから仲良くなり相棒同士となり、ワトスンが記録した物語となっている。

この第一作となる『緋色の習作』は途中から場面がガラッと変わり、
その変化に一瞬戸惑いがあった。

突然の場面転換・・!?
一体わたしはどこに連れてゆかれるのだろう? 週末の平和な時に思う。

 

率直な感想は、まぁ普通に楽しめました(^▽^)/OKOK

 

 

 

ただ河出文庫版一点だけ難点はありました。
・・解説がクドイ!!
(笑)

(わたしの読み方が端折って読むことが出来ない性質だからそう思わせた要因有)

シャーロック・ホームズのマニアをシャーロッキアンと言います(知ってました!?)
その情熱の全てがこの一冊にギューーーッッと凝縮されているので熱量が半端ない。
アツイアツイ

それさえクリアすれば楽しめる一冊となっております(^▽^)/がんばっ

 

 

 

 

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アーサー・コナンドイル
1859‐1930年 医師・作家・心霊主義者 スコットランド生まれ
名探偵シャーロック・ホームズの生みの親
1887年に『緋色の習作』を発表して以来、約40年間にわたり60編の『ホームズ物語』を執筆


小林司
1929年 医学博士、作家、シャーロッキアン 青森県生まれ
ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(米国)、ロンドン・シャーロック・ホームズ会その他会員
2010年没

東山あかね
1947年 フォトジャーナリスト、シャーロッキアン 東京都生まれ
1977年、夫(小林司)と日本シャーロック・ホームズ・クラブを設立
夫と共著のホームズ関係の著書多数

 

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