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2021-07-27 | 時代小説(お江戸物語)

 

藤沢周平
『風の果て㊤』★★★


知人からのおすすめ本
オリンピック開催中 四連休の読書本
 
単行本 1985年 朝日新聞社刊
その新装版文庫本にて。
 
 
--------(抜粋)
 
 
出世の階段を駆け上り、ついに首席家老へと登りつめた桑山又左衛門の許に、「言語道断の所業有り」と、ある日果たし状が届く。恥を知る気持ちが残っているなら、決闘に応じよ、と。相手は野瀬市之丞。同門・片貝道場の友であり、未だ娶らず禄を食まず、厄介叔父とよばれる五十男である。「ばかものが」戸惑いつつも、又左衛門は過去を振り返っていく―。
運命の非情な饗宴を描ききった、武家小説の傑作

2007年にはNHK「木曜時代劇」枠にてテレビドラマ化
主演で桑山又左衛門役には佐藤浩市、妻の桑山光江役には石田えり、野瀬市之丞役には遠藤憲一、又左衛門の政敵である杉山忠兵衛役には仲村トオルなど実力派俳優が好演し、話題となった。


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ドラマ化されていたとは!

時代劇シリーズ「風の果て」|NHKドラマ

遅くにハマったわたしはいつも後で知る・・
たまたまみた『橋ものがたり』を筆頭に(こちらは映画)
『帰郷』、『闇の歯車』・・結構映像化されている。

 
膨大な藤沢周平の書籍の中から、中々一つの作品に絞るのは難しく口コミも好みの問題で・・
『風の果て』とおすすめしてもらえると安心
イメージ通り
渋い武家小説
思った以上に読みやすく、素直に太蔵が原へタイムスリップ
そこでの出逢いが運命を変える。ターニングポイント
道場での仲間5人のそれぞれの行く末が、現在と過去交互に綴られてゆく。
「男性的お江戸物語 新鮮ですね」
いつの時代も権力やら派閥やらに翻弄される男達(笑)
これが下巻になると、その戦いぶりに笑みが漏れてくる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


避暑地に持参
涼しい風に吹かれページを捲るも蜂に襲われたり(汗;)
一時しか集中出来なかった。
 




都心と比べ3℃ぐらい気温が低い奥多摩
連休初日でした。

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