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2020-05-18 | 芦原すなお

 

芦原すなお
『ミミズクとオリーブ』★★★

 


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八王子の郊外に住む作家のぼくのもとへ、大学時代の友人が相談にやってきた。
謎めいた文言の並ぶ書き置きを遺して、奥さんが家出したという。
自慢の手料理を給仕しながら友人の話を聞いていたぼくの妻は、たちまち奥さんの所在を突き止めてしまった。
さらに、高校時代の友人で刑事をしている男の自慢話を聞いている内に、女社長殺しの捜査のミスを見つけたばかりか、事件の真相をも言い当ててしまう・・・
ひょっとしてぼくの妻は、料理の腕前ばかりでなく、推理能力にも長けているのだろうか!?

《安楽椅子探偵》の歴史に新しい一ページを切り拓いたシリーズ第一弾!

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期待通りのふんわり平和な事件簿
そうそうこれぞ芦原さんっぽい(前作は求めているものじゃなかった)
安楽椅子探偵・・ちょっと興味あるかも。

 

 

 

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寿留女(するめと読)

この世においては、悲劇的なことがそのまま悲劇的に受け取られるとは限らない。
とすれば、それはいっそう悲劇的ではないかという気がする。

 

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ちなみに寿留女とは?
するめの干物
長期保存できることから「食べ物に困らないように」との意味
また噛めば噛むほど味が出るので「幾久しくご縁が続きますように」の意味も含
日本では縁起物とされ結納品などにも用いられ寿留女と表記される。
俗語としてアタリメとも言う。

 

主人公は痛風持ちなのに、ビールを飲んでいる。
そこに違和感
そういう心配性的口うるささに母の面影を感じる。

こちらシリーズ物 次作へと続く♪

 

 

 

 

 

 

 



柴崎友香気になる~
確かお友達がファンだった気がする。
早く図書館再開しないかしら。

交換読書は続く。

 

 

 



ちょっぴり毒々しい・・


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