光を吸い込む空
宇江佐真理
『夕映え㊦』★★★
引き続き江戸の動乱期
「死」・・宇江佐さんの物語では切っても切れないテーマだと思う。
(まぁ本多孝好みたいにばんばん殺している感はない
https://blog.goo.ne.jp/bookook/e/c0b310b2c3c45bb7c5d839e1d4feaca0)
役割であるかの現実にちかい「死」
江戸時代の人達は長生きではなく、
今で言う第二の人生を謳歌する期間は短く、隠居となった途端に死を迎える。
生死観の違いはあるにしろ、命の重みを感じる。
題名である「夕映え」の意味が分かる下巻
真っ赤に染まる夕焼け。
それが首里城が燃えた赤い炎になり脳裏に浮かんでしまう・・
上下つけると一つの絵になるかと思いきや・・
タイムラグってるけど、吉永小百合の演技に涙がホロリ。。
これぞプロフェッショナル!