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2019-10-28 | 宇江佐真理(お江戸物語)



宇江佐真理
『聞き屋与平 江戸夜咄草』★★★


こちらも初期作品
「お話、聞きます」とある商家の通用口に、男がひっそり座る。
ご隠居が始めた聞き屋
そこへ老若男女 色々な人達が一時を過ごしてゆく。
聞き料はお客様の気持ち次第
そこでどんなお話が語られてゆくのか。

実際今でも新宿の裏路地あたりにありそう?
ビッグカメラ裏の占いは毎度若い女子が並んでる。
誰しも悩みを抱えている(まぁそこは恋愛ね)

宇江佐作品を何作か読んできて感じる身近な「死」
主人公が亡くなるお話も何作かあり、死後の状況も語られている。

子供ゴコロに死について考えた時、とてつもない恐怖に襲われた。
自分のこの意識が消滅する、この世から消えてしまう。
今はそんなどうしようもない恐ろしさみたいなものはなく、
眠っている延長線上に死があると思っている。
夜いつものように眠りそのまま目覚めないのが理想
何度か死にかけたことがあるから、命を繋いだ感がある。
既にあの時死んでいたんだ。
生死観を考えると日々のくだらない悩みがどうでもよくなる?(いやよくないけど!)
命あればこそ。
健康であればこそ。

最近多いなと感じる連日の人身事故・・
色々な人を巻き込んで最後まで迷惑をかける「死」






























雰囲気よし居心地よし
そんなカフェを見つける嗅覚
くんくん

金策に走ることなんてないと思っていたんだけど・・
連休は熊本 今年は熊本に縁がある。


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