赤川次郎
『三毛猫ホームズの狂死曲』★★★
●長期推理小説
1985年1月20日 初版
(カッパ・ノベルス(光文社)1981年6月刊)
実家の本棚より。
文庫に記載の順番で読んだと思ったら『怪談』の方が先だった。
どういうこと?
適当だなぁ
なのでこちら4作目
「あるバイオリン・コンクールに出場する桜井マリのもとに脅迫電話がかかってきた。
命が惜しければ、演奏をミスしろ、というのである。
ところがその脅迫電話を、片山義太郎の妹・晴美がうけてしまった。
最終選考に出場する7人は、東京郊外の屋敷で一週間缶詰になる予定だったので、
彼らの警備のために片山義太郎が同行することになった。
無事にコンクールの日を迎えられるように祈る片山だが、それもむなしく事件は次々と起こる…」
このあらすじだけでも昭和の匂いがぷんぷんする(笑)
あぁ楽しい。
ケータイがない時代の物語は連絡が取れないったらない。
すれ違う人々
錯綜する思い
メインは家電(いえでん)と公衆電話ですよ!
「初めて携帯がでる小説はどれですかね(笑)」
確かに・・誰か教えて!