村上春樹
『カンガルー日和』★★★
大事にしている本の一つ
昔のハードカバーって味わいがある。
神保町古本屋巡りがしたくなる~
『4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて』
これを読むたび青山で働いていた時の記憶がよみがえる。
出勤前の晴れた日の朝の光りに包まれた様子とか。
そして原宿の裏通り
わたしのイメージは神宮前のキャットストリートの外れあたり。
『図書館奇譚』
いつかな?独立本で読んでから。
羊男の登場
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僕が本を読みかけた頃に羊男がドーナツとレモネードを載せた盆を持ってやってきた。
「進んでるかい?」と羊男が言った。
「ええ、羊男さん」と僕は言った。
「この前約束しておいたドーナツを持ってきてあげたよ。揚げたてだからカリッとしてるうちに食べた方がいいよ」
「ありがとう、羊男さん」
僕は本をかたづけて、ドーナツを齧った。たしかにカリッとしてとても良い味だった。
「どうだい、おいしいだろう」
「ええ、羊男さん、こんなおいしいドーナツ、どこをさがしたってありませんよ」と僕は言った。「羊男さんドーナツ屋さんを始めたらすごく繁盛すると思うな」
「うん、おいらもね、それはちょっと考えていたんだよ。そんなことができたらいいだろうなって」
「きっとできますよ」
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うーんクリスピードーナツ一つでよいから食べたい(笑)
「飛距離というのは天性のものなのでしょうか?」
「だと思います。飛ばない選手がいくら練習しても猛練習しても飛ぶようになるってのはあまり聞かないですね」
「その人の持った器って言うのがあるのですね」
「あるんですね」
全英女子オープンでの会話
身体の大きさに関係なく飛ぶ人は飛ぶ
わたしの永遠のテーマ
「パッテイングもワンストロークショットもワンストローク」
「同じ一打」
「三連続バーディを取ってきてもティーショットでトラブル」
ショット前のルーティーンとしてうっすら微笑むことにしている。
比重の大きいワンストローク!
「外しても優勝だけど」
なんて言われてるし!!(笑)
「ドライバーを使わなくても優勝できる」
人生は、言葉で伝えない想いのほうが、はるかに多い。