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2014-07-27 | エッセイ、旅行記


茂木健一郎
『僕たちは美しく生きていけるのだろうか。』★★★

Can We Live Beautifully?



「もし選べるとしたら、どれを選ぶ?神々しいくらい美しいのか、目眩がするくらい賢いのか、天使のように善良なのか」



「美しさは肌の深さ」という言い方がある。見た目の美しさのとらわれてはいけないという戒めである。



「美を生きる」



「この世で一番美しいものは、人の心の中にある」
「それは目に見えないし、ほらこれ、と差し出すこともできない。そのことを感じらる人にしか理解できない。もしその人が死んでしまえばなくなってしまうし、美しさを感じられる人が地上を去れば、あとかたもなく消えてしまう。それでも、この世で一番美しいものは、人の心の中にある」



服は着替えることができる。家は引越しできる。仕事も、困難を伴うけれども、転ずることができる。しかし、「この私」という存在自体からは離れることはできない。



感性は、私たちの存在を支える。



私たちは皆、感性という甘美なまなざしに包まれて生きているのである。



私たちの生は、他人との関係性によって支えられてる。



福音



「愛」への距離が近いのは、「美しい」よりも「かわいい」の方かもしれない。



「男子三日会わざれば刮目して見よ」
人は変わりうる。



いい女はネットでアクティヴにならない



水が器に自らのかたちを合わせるように、柔軟に適応する力と、経験に裏付けされた研ぎ澄まされた美意識と。これらの二つの、一見矛盾するような能力を共存させてこそ、若々しく、そして美しい人になることができるのだ。



愛の存在は大きい。みっともない存在だと思っていた自分を、受け入れてくれる人がいる。隠したいとばかり思って、おどおどしていた自分の一番イヤな部分を、「かわいい」と言ってくれる。そのような心やさしい素敵な人の存在が、私たちの足をしっかりと地に着けてくれる。



「私たちは誰かを、その長所において好きになり、その欠点において愛するようになる」



日々、小さな解放に甘いため息をつきつつ、今までの人生をさらに磨いていこうよ。



脳は、それまで経験したことを整理する中で、夢を見る。



「小さな休暇をとる」

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