書店外商の無常日記

人生という名のフィールドワーク

2013/06/14 Fri.

2013年06月15日 | 日記
 夕方、あすの休暇取得者を集計したところ、営業土曜日の出勤者の最低記録を更新した。出てくる人間が少なくても、土曜が休日の場合もあり、業務には支障はない。気がひけるだけである。十分に規定の範囲内なので、堂々と休めばよいのだ。しかし、いろいろな理由があり、月曜日のことを考えると今から緊張する。




2013/06/13 Thur.

2013年06月14日 | 日記
 きのうから真夏の暑さになっている。社内には冷房が入り、自分はネクタイを締めることをやめた。日常業務のほかに予定がないには今週初めてである。すぐにたまってしまう細かな案件を黙々と片付ける。




2013/06/12 Wed.

2013年06月13日 | 日記
 今日は健康診断。



 メインイベントはやはり胃カメラである。今年からこの病院で導入された俗に言う「鼻から内視鏡」に変更しておいた。口からのものに比べて楽だとは聞いていたが、去年までの苦しみは何だったのだろう。検査そのものは何の苦痛もなく、検査前に飲まされる薬や鼻に注入される麻酔、検査後長く残る鼻の違和感の方がはるかに不快に感じた。今後はこれが主流になって行くのだろう。すべての検査が終わったあと、おおよその結果を聞いて帰る。特に問題はなし。


 病院の目の前に娘の通う高校がある。今日は体育大会。


2013/06/11 Tue.

2013年06月12日 | 日記
 高校での出張販売の準備が終わったあと、PTA会報に載せる随想の仕上げ。きのうの講演会の販売の合間に下書きをしておいたものをパソコンに移して校正をする。あれこれ手直しをするには便利だが、本当のことは手書きでないと書けないと思う。



 きのうの百田尚樹氏の講演会で名刺を交換し、短時間だけ話をした講談社の編集者が《海賊とよばれた男》の編集担当の加藤晴之氏その人であったことにようやく気が付いた。準備に忙しく名刺の名前と記憶が一致しなかったのである。百田氏が別の放送作家から聞いた出光佐三氏の話に感動したことを加藤氏にしたあと、加藤氏は頼まれもしないのに数か月後、関連の資料を大量に百田氏に届けたのだという。それによって《海賊とよばれた男》が生まれたのである。本屋大賞関連の記事で読んだのを思い出した。加藤氏がただならぬ編集者であることがわかる。この話は講演会の前日の「情熱大陸」でもやっていたらしいがこれは見ていない。

2013/06/10 Mon.

2013年06月11日 | 日記
 目覚めた時には熱は下がっていた。休む必要のない体調に回復している。自己診断では過去からの疲労の蓄積が表出したものと思われる。どうせあさっては健康診断である。何か病気が隠れていてもその時に見つかるだろう。

 今日は通常の仕事のほかに、先週から始まった出向しての現地業務の立ち会い。講演会での講師の著書販売。





 講演会の講師は《海賊とよばれた男》で本屋大賞を受賞した百田尚樹氏。よく呼べたなと思ったら、今日の講演は受賞前にすでに決まっていたとのこと。会場に来ていた講談社の編集の人によれば、今は講演を依頼するどころか本人と連絡を取るのさえ困難なことがあるとか。百田氏多忙のため講演会後の販売もサイン会ではなく、あらかじめつくっておいたサイン本の販売である。講演会とサイン本の販売がセットになっているので「マスプロサイン販売会」とも言える。百田氏はすでに1万冊の本にサインをしたという。



 きょうの講演会は地元商工会議所の行事で、聴衆はほとんどが地元企業の経営者である。「リストラ」ということばが本来の「事業の再構築」という意味ではなく、その一部分でしかない「人員削減」という特化された意味でのみ使われている現在、時代にそぐわない面もあるとはいえ、《海賊とよばれた男》のモデルである出光佐三氏の経営理念を聴衆はどう感じたのだろう。

2013/06/09 Sun.

2013年06月10日 | 日記
 きのうから体調がすぐれない。昼頃まで朝寝、感覚的には早めの昼寝をするが、目覚めたあともすっきりしない。

 今日は富山地区の中・高校、社会人バンドによるコンサートがある。娘の所属する吹奏楽部も参加する。2曲だけの演奏であり、体調も悪いのでどうしようかと迷った末、結局見に行く。



 定期演奏会やコンクールも近づいてきた。もうすぐ夏だ。

 帰宅後、体温を測ると38度あった。まさか今年2度目のインフルエンザでもあるまい。あす休んだ場合の段取りを考えながら寝る。

2013/06/07 Fri.

2013年06月08日 | 日記
 今週から週2回、金曜日と月曜日のそれぞれ半日というスケジュールで得意先に出向いての業務が始まった。今日は初日なので、実際に仕事をするTさんと現地で待ち合わせる。何かの都合でTさんが休んだ時のために得意先担当の外商員T君とともに自分もレクチャーを受ける。時々している作業なので何ともないが、先方の流儀に沿う必要がある。

 最近、帰る時はまだ明るい。




2013/06/06 Thur.

2013年06月07日 | 日記
 午後、早退扱いにしてPTA役員会へ。これが終われば会社に戻る予定で出かける。



 全体会は学校側各分掌から概況報告。その後専門委員会に分かれる。自分が所属するのはPTA会誌編集委員会。高校時代の新聞部や生徒会誌編集の経験が少しは活かせるのかと思ったが、さにあらず。こちらの多忙を配慮してか編集作業のほとんどは先生と印刷会社がやり、委員の仕事は全体の構成に意見を述べることと、任期のあいだに一度だけ1200字程度の随想を書くことだという。多少拍子抜けしたが、斬新さが要求されるものでもなし、楽と言えば楽である。さっそく原稿用紙を渡される。

 終了後、職員室へ顔を出してみる。ある先生から「会誌編集委員だなんてFさんにぴったりじゃないですか。得意なんでしょ?」と字を書く仕草をして声をかけられた。同じようなことを言われたのは一度だけではない。自分はどうやらそういう雰囲気が漂った人間に見えるようである。

2013/06/05 Wed.

2013年06月06日 | 日記
 結果だけを見ればまあまあの線に落ち着いたが、勘違いとタイミングの悪さが重なったとはいえ、不快な思いをさせた人を出したことは残念であった。後知恵では何でも言えるのであって、想定外のことがらを極力少なくするのがマネジメント力なのだろう。



 夕方、あす納入の荷物を積むために裏通りで台車を転がしていると、近所に住む元社員のYさんが歩いている。こちらをちらっと見たが気付かなかったようなので声をかけた。現在は自営でコンピュータ関係の仕事をしている。高校は得意先のひとつで、10年ほど前まではたびたび担当校で顔を合わせていた。今もわが社の外商員と時たま話をしているようで、おおよその現状はご存じであった。しかし、この会社におよそ10年の勤務ののち退職してすでに四半世紀経っており、Yさんが知る社員は自分を含めて3人しか残っていない。その間、さまざまな「ものがたり」があったが、余計なことをしゃべるのはやめておいた。

2013/06/04 Tue.

2013年06月05日 | 日記
 書類を届けに徒歩で外出。ところが3通中2通に不備があり、後日再提出することとなる。





 ずいぶん前、ある作家の晩年の作を読み、残念に思ったことがある。何とも文章にしまりがない。年を取れば書くものまで衰えてしまうのか。こういう記憶があったから、以前日経新聞に連載されていた瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」を読み始めた時には驚いた。高齢になってもこれだけキレのある文章を書けるのか。それは女性だからなのか、あるいは瀬戸内さんだからなのか。その後、黒井千次氏の《高く手を振る日》や野見山暁治氏が平凡社の季刊誌《こころ》に連載しているエッセイを目にして、年齢に関わらず書ける人は書けるのだと納得した。

 きのう、本店の入荷の中に外山滋比古氏の《失敗談》という本があるのを目にしていた。すでに90歳の方だが昨年《ことば点描》という本の中でさまざまな考察をされていた。「コーヒーでよろしかったでしょうか」という言い方は変だといわれるが、ある種の新しい敬語的表現であるいう。ほかにも、専門の英語学を下地にして日本語について数々の分析をされ、「ケイタイ」にも言及されていた。

 その《失敗談》を探したのだが見つからない。すでに誰かが買っていったのか、客注品だったのか。

2013/06/03 Mon.

2013年06月04日 | 日記
 実質的な6月の行動開始。衣替えの時期に合わせて今日から薄手のズボンに替える。



 来週、健康診断が控えている。胃内視鏡検査が鼻からでもできるという案内があとから来ていたので、変更の申込みをする。口からに比べて楽だという評判だがどうなのだろう。





 2学期の単位認定試験の時間割が確認できた。今度は日曜日が2回スケジュールに入っているので科目選択の幅に余裕がある。ようやく記述式試験の科目を取れそうだ。

2013/06/02 Sun.

2013年06月03日 | 日記
 午前中だけの予定で会社に出かける。2日分の商品管理業務を片付けておく。外商部は関わらないが、2階特設会場ではトレーディングカード販売のイベントを開催。



 昼過ぎで業務終了。



 2時半ごろ、部活動に出かけていた娘を迎えに高校へ。自分が高校生の時は、猛吹雪の日と何か事情のあった日の2回しか送ってもらった記憶がない。それも駅まで、である。現在は、平日であれば暗くなってからの安全への考慮と車社会である富山県ゆえ、朝夕の自家用車での送り迎えは当たり前の光景になっている。

 校舎前庭にこのような像が建っていたことに二十数年気が付いていなかった。あるいは気にとめていなかった。


 
 夜、通信指導の残り2科目を仕上げwebで提出。単位認定試験まで2か月。

2013/05/31 Fri.

2013年06月01日 | 日記
 業務上の都合で毎週月曜日の午後と金曜日の午前中のみ勤務のパート・アルバイトの募集をかけた。仕事内容の問い合わせが1件あったものの応募はない。数年前にパートで来ていた人に電話をかけてみる。月曜日は難しいが、金曜日なら大丈夫とのこと。月曜の勤務の件があるので週明けに返事をすると伝える。

 今日から3日間は山王祭。人混みを避けて帰る。