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トトヤンの家庭菜園

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衝動殺人息子よ

2025-01-28 00:26:09 | 学び

映画パンフには当時の木下監督の言葉が。

(この悲惨な事実に激しい怒りを覚えるのは、現代社会に善を信じ、自分もまた善たらんとして生きる、総ての人のものだと思う。

私はこの作品を映画にしたいと思ったとき、「善人の戦い」「真人間の怒り」「善人は血の涙を流す」等の言葉が浮かんだ・・・)と。

事実主人公である市瀬さんは66年通り魔に最愛の息子さんの命を奪われ、悲しみを振り切るかのように「遺族会」(「犯罪による被害者補償制度を促進する会」)を結成し犯罪被害者補償を求める国会請願を募り、それから自らの工場をたたみ人生を賭けて救済立法への運動に血の涙を流す苦闘をつづけていくのだ。「国を動かすには力が足りない」市瀬さんは大きな壁にぶち当り、呻吟していく。

ノンフィクション中公文庫の作品名「衝動殺人」のp206にはそこらあたりの実情として様々に助言も受けていることが明かされている。その一人に大谷実、同志社大学法学部教授という人名があった。(映画では加藤剛が教授役を演じていた)

(1966年ごろ、私は刑法改正問題に取り組む中で「通り魔」犯罪に注目し、殺人事件の被害者実態調査を行った結果、被害者遺族が経済的な救済を全く得られていないことが分かりました。そこを出発点に、犯罪被害者救済問題に関心を抱くようになりました。

英国で被害者補償の研究を学んだ後、被害者遺族に呼び掛け「犯罪による被害者補償制度を促進する会」を結成し、市民運動を展開しました。

74年8月に起きた三菱重工ビル爆破事件を機に、マスコミが犯罪被害者救済を大きく報じるようになり、その直後、市瀬朝一さんが訪ねてきたのです。)

佐藤秀郎氏の取材になる文庫の記述には他に協力者として学術界、法曹界のみならず、力になったとして四氏をあげておられる。

沖本泰幸(衆議院議員)服部信吾(横浜市会議員)飯島尚幸(聖教新聞社外信部)高橋寛治(飯田市竜江公民館主事)いずれも当時の肩書

第075回国会 法務委員会 第29号

を検索してみる。

詳細は次回ブログ記事に。


長野県での痛ましい殺傷事件のあったことから、思い起こす、過去の救済制度への苦難な道のり、または映画、それにまつわる読書履歴。関連しての憤り等々を。

その事件の前後する三菱重工ビル爆破などの時代背景も含めて、振り返ることは次回ブログに。


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