まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

3月4日 満天

2012-03-04 21:23:53 | 日記
今日は 寒かったみたいですが 家から一歩も出なかった私は 分かりません。
ああ まだ春も来ていないのに 一日惰眠をむさぼってしまった。反省。

さて 皆さん これまで見た一番美しい星空は どこでですか?

私の見た星空は カンザスの田舎町の星空です。
中学の夏休み 1か月以上ホームステイしました。

隣の家まで 歩いて30分以上。
一度 隣の家が見えるまで 一本道なので 歩いてみようと思ったのですが 
ホームステイ先の家は見えなくなっているのに 隣の家は全く見えず 
怖くなって 引き返してしまいました。

つまり 家を一歩出ると一面の麦&とうもろこし畑が広がり 地平線まで それを遮る物体は何もないのです。

そんなある日 お父さんが言いました。

「まんじゅう! ちょっと来てごらん!。」

お父さんについて 外に出ると そこには ビーチサイドで使うような
折りたたみ式のビニールのパイプ椅子が二つ。

外に出た私は びっくりしました。
そこにあったのは 満天の星。
天を二分するのは ねじれた天女の帯のような 天の川。

お父さんと私は パイプ椅子に寝転がり 満天の星を見つめました。

すると 次から次へと 落ちていく流れ星。
そう ペルセウス座流星群の極大日(一番多く流れる日)だったのです。
それは もう 筆舌に尽くしがたい夢のような光景でした。

数日前 お父さんと大好きな星の話をしました。
素朴な農夫だったお父さんと 英語が不自由な私が
何時間も星の絵本を見ながら 話をしたのです。

優しいお父さんは きっと新聞か何かで 極大日を知ったのでしょう。
その年は これ以上はないと言うぐらいのベストコンディションの年でした。
月齢によって 空の明るさは変わり その見え具合が左右されるからです。

そこそこの街(灯や空気の汚さがある)に住んできた私は
あれより 美しい星空を見たことがありません。

今も カンザスには あの星空が広がっているのかな?



あなたにも あの満天の星空をお見せしたい!
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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