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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士Vガンダム ⑤エンジェル・ハィロゥ 富野由悠季 1994年7月1日 角川書店(2回目)

2015-12-28 07:30:42 | ガンダム
1回目


○ここまでのあらすじ
ウッソとファラ、エース対決が痛み分けに終わったころ、
ザンスカール帝国のビックリドッキリメカ「エンジェル・ハィロゥ」が、
遂にその力を発揮しようとしていた・・・・・・。



10 アンドリュー基地

 ウッソのセカンドVは、連邦軍の制式モビルスーツ・ジェムズに静止させられた。
損傷したセカンドVを月の連邦軍基地に持って行ったウッソですが・・・・・・


「あの機体でここまできたんだろう? すくなくとも、三十分や一時間は、あの損傷した機体のままだったんだろ」
「そうです・・・・・・はい」
「だったら、それでいい。なにも実戦をやろうというんじゃない。おれのジェイブスについてこれるか?」
子供が乗っていたことで舐めてかかるタボール・ルシングトン大尉。
バカかお前は
状況考えろよ!
リガ・ミリティア(と一部連邦軍)はザンスカールと艦隊戦やってるとこだっての!
1機でも多くの戦力が必要な時に、エースの戦線復帰を邪魔すんなボケ!


 だから、最後は、タボール機の左からくりだされる空手打ちのようにみえる攻撃を、右膝でうけながらも、タボール機の頭部に強烈なパンチをあたえて破壊した。
m9(^Д^)プギャーwwwwww
バカ大尉ざまぁwwwwww
『ジェムズガンをひとまわり大きくした』なんて時代錯誤の機体、
全然お話にならないですお( ^ω^)
見事実力を見せつけたウッソでありました。


「模擬空中戦はね、やってはならんのだが、われわれがしらない機体の性能をみせてくれたんで、アンドリュー基地の司令たちはいたく感動してな。それで、装甲の修理ぐらいならと許可してくれた。われわれは、あの機体の詳細なデータをもっておらんから、フレームとか電気回路についての修理はできんが、それでかまわんな」
「はい、部分的にはやっていただきたいところはあります。そのデータは、自分がもっています」
流石ウッソ、用意がイイネ!
過信や慢心が無いからこその備え、イエスだね!

「それはうけとれん。リガ・ミリティアと連邦軍の関係は、自分たちにもよくわからんところがあるからな。とにかく、今夜は、やすめ」
おいおい・・・・・・
事ここに至ってまだそんな様っスか。
まったく!まったくなー!


まぁ、とりあえず装甲は直してくれるんだし、休める時に休んでおきましょう・・・・・・
ところが!
基地内に警戒警報が鳴り響く!
「侵入者があるんだ。異状があったらしらせろ。そのインターフォンをつかえば、警備室に連絡がとれる」
「はい、でも、侵入者って?」
「泥棒だよ。よくあることだ。気をつけてな・・・・・・ウッソ・エヴィン君だったな」
「はい、そうです」
「戸閉まりは、厳重にな」
その言葉、そっくりそのままお返しするぜ。
『泥棒』が『よくあること』て。ここ連邦軍の基地だろうがよい!

でまぁ、ウッソは主人公なので、やっぱり侵入者とご対面な訳です。
 彼女は、意識の深いところでコントロールされて、いまは、ベスパのスーパーサイコ研究所のスタッフの手の内にあった。
 彼らは、カテジナなるふつうの女性が、スパイ行為をどのようにやれるか、その性能テストのために、アンドリュー基地に潜入させ、何人のパイロットが常駐しているのか調査をさせているのだ。訓練なのである。
敵軍基地への侵入が『訓練』て・・・・・・あっ、カテジナ!?
カテジナに驚き、カテジナがもたらした情報に驚き・・・・・・
全然休めないウッソでした。




11 呼び合うものたち

「セカンドVは、アンドリュー基地からでるという話はあったが、いまの戦線のひろがりぐあいでは、合流するポイントなどは、特定できん。無理だ!」
「ミノフスキー・シールドもエネルギ・パックも、セカンドVに補給しなければならないでしょう」
シュラク隊の出撃を渋る影武者ナムに食い下がるオリファー。


「こちらには、ウッソだけをキャッチできるいいレーダーがあります」
「ニュータイプのレーダーでもあるというのか!?」
「成体時計とおなじやつでね、成体レーダーがあるんですよ」
へぇ?
そんなものいつまに開発したんで・・・・・・


 オリファーは、カルルにおとな用ノーマルスーツを着せて、コックピットに同席させたのである。
虐待ってレベルじゃねーぞこれぇ!
何してんだメガネ!


 カルルが感知するものがあるなら、それは、カルルにとって、もっとも近しいものであるはずなのだ。
 そうでなければ、軍艦のなかで、カルルは、ああもご機嫌ではないだろうし、いつも一方だけを、気にするような挙動をはじめたカルルのことは、説明がつかないのだ。
その推測を実戦の場にもってくるのは大胆というか豪胆というか。
隊長の名は伊達じゃないメガネ。


「だんなさまになる人のことを、信じられなくては、妻なんてやっていられないわ」
 ひとりコックピットで、そのようなことを口にできる自分は、幸せ者だと感じる。
 後続のコニーやユカには、彼女たちが望んでいても、まだ、そういう相手はいないのだ。
『感じる。』で終わればノロケ乙爆発しろだけど、
独り者に対する優越感溢れる一文が追加されたことで今すぐに爆発しろ




12 偉大なるエンジェル・ハィロゥ

 クロノクルは、エンジェル・ハィロゥのターゲットは、艦隊レベルの戦意を喪失させるものだとおもいこんでいたのである。
『エンジェル・ハィロゥが、フォン・ブラウン・シティを直接ターゲットにするなら、あの巨大さもわかるし、サイド3空域のむこうで、組み立てをしたのもわかる。カガチは、全人類の意思を、マリアのもとに屈服させようとしているのだ・・・・・・』
 その納得があれば、この戦略を考案したカガチにたいして、タシロなどとつるんで対抗しようとしたことなど、冷や汗がでることだと、痛感したのである。
考えることが最早別次元だもんな。
良し悪しは別にして「格」が違う。


「・・・・・・できる! あたしに、モビルスーツの操縦が・・・・・・!」
 そのコックピットで、ベスパのパイロットスーツにちかいものに身をかためている少女は、自分の才能に感動し、あたえられた任務に狂気していた。
「これで、あたしは、大尉に恩返しができる」
カテジナ・・・・・・(´・ω・)



「・・・・・・きた!?」
 オリファーのひきいるシュラク隊は、あの鈴の音をキャッチしていた、というよりは、キャッチされていた。
シュラク隊対『三日月』、ファイッ!
て、オリファー機はカルルが乗ってるから戦闘なんてできねーだろこれぇ!


「・・・・・・気を滅すれば、三日月のサイコミュにはひっかからない・・・・・・」
 オリファーは、三日月を撃破する方法は簡単だとわかったが、その方法に自信があるともおもえなかった。
『・・・・・・カルルがいればできるのだが・・・・・・』
 それは、戦士としては邪道な方法で、自分にはできない、とオリファーは否定した。
ほほう・・・・・・?

しかし『三日月』、容赦はせん!
「・・・・・・コニー隊が、全滅みたい・・・・・・」
ああっ!
シュラク隊はここで全滅してしまうのか・・・・・・?

「マーベット! カルルのそばにいて、カルルが喜ぶ方位に気をつけるんだ。ウッソがくるはずだ」
「隊長は・・・・・・!?」
「コニーがやられたとなれば、三日月はやるしかないだろう」
「でも・・・・・・」
「おれがもっているミノフスキー・シールドは、つかわせてもらうよ」
「無理ですよ」
「おまえの亭主になる男を、信じてくれよ」
待てメガネ!・・・・・・待てよ!


「光の翼・・・・・・?」
 そのようなものにしか見えなかった。それが、Vの字のあらわれた空間で、数回羽ばたくときえていった。
・・・・・・(`;ω;)ゞ


オリファー隊長の活躍により、ウッソ、そしてシャクティはマーベットたちと合流。
リーンホースに帰還したのであります。
が・・・・・・



13 シャクティの帰還

「フォン・ブラウン・シティは全滅です。こんなにもすさまじい効果がでるとは、おもいませんでした」
・・・・・・うん?

 補給態勢の整備と再度3方面の駐留部隊の協力要請の工作から帰還したハンゲルグを待っていた現実は、過酷すぎるものであった。
 受信しつづけている二局の民間放送のテレビ画面は、すでに、二時間以上、眠りつづけるふたりのアナウンサーの姿を放送しつづけていた。
 善後策をたてるような人びとも、眠ったようなのである。
フォン・ブラウン・シティにいた全ての人間が( ˘ω˘)スヤァ
えーと、『百万都市』らしいから少なくとも100万人以上ってことっスね。
・・・・・・おいおい。


「なるほど・・・・・・母系主義の究極的なすがたは、胎児への回帰願望か・・・・・・エンジェル・ハィロゥはそこまで強制力を発揮したということかい?」
「カガチは、昔からの大量虐殺とはちがう方法で、人類を粛正するつもりなのだ。このアイデアは秀逸だ」
mjktすぎる。
フォン・ブラウン・シティは試射のようなもの、
カガチが真に狙うは・・・・・・地球。


次の戦いが最終決戦の様相を見せるなか・・・・・・
「そりゃ、むちゃだぜ」
 オデロ・ヘンリークの反対は、とうぜんだった。
「できるわけないでしょ。リーンホースが、二度もシャクティのかってを許してくれないわ」
「だからまた、みんなに、お願いしているんじゃない? ウッソなら、わたしをエンジェル・ハィロゥに連れていってくれるでしょう?」
 エリシャ・クランスキーの反論にも、シャクティは、がんこだった。
おまえは何を言っているんだ




全然すすまなーい( ゜∀゜)アハハハハ



→3回目(まだ)

機動戦士Vガンダム ⑤エンジェル・ハィロゥ 富野由悠季 1994年7月1日 角川書店

2015-12-27 06:29:33 | ガンダム
ザンスカール帝国の最終兵器〝エンジェル・ハィロゥ"がついに始動した。闘いに終止符を打つために出撃するウッソ。しかし、ウッソの前には二人の女性が立ちはだかる。一人は〝三日月のブーフゥ"を操るファラ・グリフォン。そしてもう一人は、憧れのカテジナだった!一方、シャクティは人類を救うためにエンジェル・ハィロゥで祈りを捧げ、大宇宙における生命の神秘と奇跡を体感する――。愛と感動に包まれたシリーズ最終巻!!
裏表紙より。
『!!』頂きましたーっと、明らかに今までより厚い最終巻だよ!




1 フォン・ブラウン・シティ

 カテジナが、ザンスカール帝国で、火傷の治療と同時に、マインド・コントロールされたことなどは、彼女が知覚することはなかった。
『スーパーサイコ研究所』ね・・・・・・
科学者のやることなんざ、昔から何一つ変わっちゃいない(^ω^#)




2 サイド3空域

 だいたい、現地調達の自給自足というのは、軍事行動としては最悪であった。
「しかし、ザンスカールのアハ作戦が、現実的に脅威になれば、連邦軍はいやでも動かざるをえなくなるでしょう」
「それを期待しているんだが、リガ・ミリティアに集まってくれている艦隊は、まだすくない。連邦軍のリアクションがおそすぎるんだよ」
連邦軍のやることなんざ、昔から何一つ変わっちゃいない(^ω^#)


『あのふたりには、戦場にでてほしくないな・・・・・・ぼくが、提督とおなじ心境になるなんて、とても変だけど・・・・・・』
 リガ・ミリティアという私的軍隊にとっては、このような少年たちも、戦力になることはまちがいなかったし、ふたりの少年の腕の上げ方をみれば、尋常ならざる才能をもったニュータイプとかんじられないでもないのだ。
オデロとトマーシュ、パイロットになるの巻。
軍人がいつまでも来ないから!




4 シュバッテンの男

「・・・・・・クムッ・・・・・・! エンジェル・ハィロゥが、直径二十キロほどのものだといったのはカガチだ。しかし、現実はその十倍はあるリングをもったのが、エンジェル・ハィロゥだ。その使い様だけは、爺さんにやってみらわなければな。それに、ズガンも敵にまわすのだから、かんたんではない」
過ぎた野望は身を滅ぼすことがわからない男・タシロ。


『もともと、カガチにとっては、ザンスカール帝国とかベスパの宇宙艦隊などは、ダミーだったのだ。カガチが、本当にやろうとしていることは、サイコミュのようなシステムで、人間をすべてコントロールすることだ・・・・・・』
 それだけは、させてなるものかと思う。
 それでは、タシロの武闘派としての人生も消滅するからである。
(´・∀・`)ヘー
・・・・・・『武闘派』っつっても、タシロは肝心の戦闘において無能だからなぁ。




6 三日月を見る

「内包されているエナジィは、かなりのものだ」
 ファラがみているものは、マシンの性能とか武器ではない。敵パイロットの資質だった。
「この中心に感知できるやつが、いちばんおもしろそうだ」
 ファラの興味は、それである。
セカンドVのテストに出撃したウッソ及びシュラク隊と、
『三日月のブーフゥ』ことザンネックを駆るファラが接触・・・・・・・!


『・・・・・・あなたはっ! そんな機械なんかつかっちゃいけませんよ』
『冗談をいう!』
現時点における両軍の最強同士の戦い。
シュラク隊は近くにいるだけで手を出せず。

長距離からの強力ビームで艦隊を壊滅させることが出来る『三日月のブーフゥ』。
その動きを封じるため、ウッソのセカンドVは単独で追撃!
メガビーム・キャノンの不調が戦いに影響しないといいけど・・・・・・。




7 対面

「・・・・・・待ちぶせですか」
 そうきいたときに、ウッソは敗北を実感していた。
「なにね、ちょいと気になってね。どいうパイロットなのか、その顔がみたくなったのさ」
 女の声に、笑いがふくまれていた。
機体から離れて、セカンドVが追いつくのを待っていたファラ。
豪胆なんてレベルじゃねーぞこれぇ!


『おとなか・・・・・・』
 そういう感動が、先行していた。
 ゆったりとした気分をみせながらも、ときおりかんじさせるとげとげしい感触が、おとなという者は、ひどく感情的に振幅が激しくて、いろいろな側面をみせるものだ、ということを思い知るのだ。
両親とも、シュラク隊の面々とも違う『人』。
敵味方でなければ、どういう関係になったのかなぁ・・・・・・。

しかしそんなIFを考えている場合じゃない。
『三日月をつかうかっ!』
 ウッソは、後退しなければならない。
 あのような挨拶をしてくる女性なら、罠をしかけてくるとはおもえなかったが、あの女性は、自分が獲物になるつもりはないのだ。
 狩られるべき鹿か兎になるのは、ウッソのほうなのだ。
((;゜д゜))
戦闘再開。
戦場は月へ・・・・・・。




8 クロノクルの孤独

「テストに参加してくれた千人のサイキッカーたちは、エンジェル・ハィロゥの完成図をひく仕事に協力してくれましたが、女王マリアのような祈願の力が強い方がいなければ、意思波、脳波たるセレブレイト・ウェーブやサイコ・ウェーブを放出して、他者を感化することはできないという結論だったのです」
「それを補完するために、マリア主義が必要であったのか?」
「そうです。われわれは、マリア主義をどのようにして広めるかということをとおして、女王を観察させていただきました。小型エンジェル・ハィロゥでは、その女王マリアの能力をシミュレーションいたしまして、女王が、このキールームにおたちになれば、人びとを平穏のもとに強化させるだけの力を放出できると結論づけたのです。マリア主義がとなえている母なるものを大切にするという心境に、人びとがとらわれるということは、人類が戦争を放棄することにつながるのです」
女王マリアが『五万人からのサイキッカー』と一緒にお祈りすると地球圏は平和になるよ!
・・・・・・というのがエンジェル・ハィロゥらしいよ?




9 月の空域

『あれが、ニュータイプというものか・・・・・・!』
 ファラは、絶句する。
『ぼくの前にあらわれたパイロットだ。おとなというのは、あんなにすごい力をもっている・・・・・・』
 ウッソも、愕然として、ふるえた。
月面でのエース対決は痛み分けに終わる。
この巻で決着をつける訳だから、さらに激しい戦いが待っているということ・・・・・・!


一方、リガ・ミリティアと連邦軍の連合艦隊は
『三日月』のいない隙をついてエンジェル・ハィロゥに攻撃。
『ファラの馬鹿め』
 それが、タシロの誤算だった。
ファラがいなかったらセカンドVが無双してお前の艦隊は1ページで壊滅だっての( ^ω^)p

この戦いで結果を出せばと荒ぶるタシロだけど・・・・・・
 エンジェル・ハィロゥの動きをみれば、どのように腰が重い官僚たちであっても、艦隊をぶつけてこよう。
 そのときに、今後のいく末をかんがえないですむタシロが、彼好みの働きをみせてくれることは、有効なのである。
あくまでも道具、捨てゴマですねわかります。
カガチ、ズガンの老人コンビの方が1枚も2枚も上手か。

なお、老人たちの思惑通りに、あのタシロが今回は活躍している模様。
全部デカすぎて邪魔になるビッグ・キャノンが悪かったんや!
もっとも、ビッグ・キャノンの発案者はタシロな訳だけど。


 そして、エンジェル・ハィロゥは、月の最大の都市、フォン・ブラウン・シティに、波動を照射する準備にはいっていった。
※投稿直後修正。「シティに・」→「シティに、」
いよいよエンジェル・ハィロゥの力が現実に・・・・・・!



ここまでで3分の1。
3回かな!

若狭殺人事件 内田康夫 1996年5月20日 光文社

2015-12-26 09:04:49 | ミステリー
 若狭の名勝三方五湖のひとつ日向湖に沈む男の死体。一方、東京で絞殺された広告代理店勤務の細野久男。――細野は死の直前、同人誌に若狭を舞台にした短編小説「死舞」を発表していた。そこに描かれた黒い服の男の謎の行動と暗い過去。・・・・・・浅見光彦は、この小説をもとに、二つの殺人事件をむすぶ接点を求めて、単身若狭へ向かった。そこには、四十年の時間の壁が・・・・・・!?
裏表紙より。
・・・・・・今度こそ異色作じゃありませんね?
元の本は1992年2月。




プロローグ

 こうして、水中綱引きの神事で賑わう、陽気でのどかな日向浦は、殺人事件の現場へと一変したのである。
「日向(ひゅうが)」ではなく、「日向(ひるが)」。
現実にある場所やイベントをネタに使うのって、
「(宣伝になるから)どうぞ何人でも殺してください!」って感じなのかしら。




第一章 ミステリー同人

「あまり仕事、熱心にしないほうがいいんじゃないの。どうせ、あの会社にとって、社員なんか使い捨てみたいなもんなんだから」
ヤな奥さんだなぁ・・・・・・気力下げるのやめてよ(´・ω・)


「そう熱心でもないんだけどね」
 細野は言い訳のようなことを言って、洗面所へ向かった。
「それもそうね」と、菊代は細野に聞こえない程度の声で呟いた。
 仕事熱心にやってくれていれば、いまごろはもっと楽ができたのに――と不満なのだ。
・・・・・・どうしろと(´・ω・)

名前の通り、旦那の方が細野久男(39歳既婚、娘1人)。
今日、死にます


 私はこの人に賭けるわ――と結婚して、それから何年間かは、細野と夢を共有する日々を送った。
『賭ける』から失敗するんじゃよ・・・・・・
幸せを目指すなら「懸ける」必要があるのだ!(`・Д・´)クワッ


今夜は兼業ながらプロ作家として活躍している大学の先輩・樹村のパーティ。
細野と樹村は、同人雑誌『対角線』に参加する作家(志望)仲間でもある。
「十時までには帰ってね」
 菊代は念を押したが、細野は振り返らず、「ああ、わかった」と、右手を軽く振ってみせただけであった。
 それが菊代と清佳が細野の姿を見た最後になった。もし、彼らがそのことを知っていれば、もう少し優しい会話を交わしていたかもしれない。
いつもいつでも「次はないかもしれへん」の精神。
本人の健康状態と無関係に突然死が発生するシステムでもあったら、
人は優しくなれるのかしら。



 日明物産は、実際の内容はともかく、ネームバリューはあるし、経営もしっかりしている会社だから、学生のあいだではかなり評判がいい。ことに女子学生にとっては狭き門だが、江梨香は筆記試験をトップで合格した。面接のとき、試験官が成績表と顔を見比べて、妙に納得したように、「女性は結婚して辞めてしまう人が多いのですが、あなたなら、将来は当社の幹部を目指していただけそうですな」と言った。
日明物産はセクハラ企業・・・・・・っとφ(..)メモメモ
※この物語はフィクションです。

常時社員の子供がいるんなら、会社が「預かり役」を雇うこともできるんだろうけど・・・・・・
いっそのこと、幼稚園を経営しよう(提案)



 まったくの話、江梨香はこれまでの二十数年間、男にもてた経験がない。学校生活を通じて、江梨香は「勉強のひと」というレッテルを貼られつづけてきた。中学でも高校でも、なみいる男子生徒を押し退けて首席を貫いた。大学に入ってからはランクづけがさだかではなくなったけれど、男子学生に一目置かれる状態に変わりはなかった。
しかしこの江梨香、決して男には媚びぬ!

そんな『「智にはたらけば角が立つ」を地でいっているような』彼女ですが、
『対角線』に参加していたため事件に巻き込まれることになるのです。


同人仲間が殺された――
事件を知った「対角線」の会員は『追悼集会』。
なお集まったのは70人中8人の模様。そんなもんだわさ・・・・・・。
『対角線』も創刊当時は、作家を志す者たちが、たがいに自作を持ち寄って、同人誌に発表し、切磋琢磨しあうグループを創設したつもりだった。それがいつのまにか、どの同人誌にもありがちな、他人の作品のアラを探し、徹底的に叩きつぶしあい、足を引っ張りあう場に変容した。
・・・・・・『ありがち』なの?(´・ω・)
「オレの作品が評価されないのはどう考えてもお前らが悪い!」的な?


「それにしたって、あの細野が死ぬの生きるのっていう騒ぎになるかねえ」
結局は素人の集まり、不思議なこともあるもんだねえな空気でお開きかナ・・・・・・
というところで、プロ作家である樹村が「ある男」を連れて登場。


「彼、浅見光彦さんていうんだけど」
 樹村に紹介されて、男はにっこり笑って「浅見です、よろしく」と軽く頭を下げた。
「浅見さんは、内田さんの紹介で来たんだ。まあ、われわれと同業みたいなひとで、おもにルポルタージュを書いているのだが、私立探偵みたいなこともやっているそうだ」
文章で稼いでるんだから「評論家気取り」よりプロだよね。

・・・・・・で、内田さんてのは誰だい?
 樹村が言った「内田」というのは、やはり推理作家で、いつも『対角線』の読書会で槍玉にあげられるような、駄作ばかり書いている男だ。その内田の紹介だというので、会員たちのあいだには「なーんだ」と言いたげな、倦怠感のようなムードが漂った。
なーんだ
じゃーこの『私立探偵』もどきも、たいした男じゃなさそうっスねノ( 。A 。)ヽ 




第二章 死神の幻影

「浅見さんは、表向きはルポライターだが、その実体は名探偵なのだ」
 樹村にそう紹介されても、同人たちは浅見のことを知らなかった。
 内田の小説を読んでいれば、浅見光彦の事件簿のことも、少しは理解していたかもしれないが、何しろ彼らは内田の「駄作」などは歯牙にもかけない、純粋本格ミステリーの担い手を自認する面々なのだ。
『自認する』のは己の未熟さだけにしとけって話だよ\(^o^)/


『名探偵』光彦は、細野と『最後に会った』前田正和、
そして『最後に電話で話した』諏訪江梨香をロックオン!
前田曰く、細野は『「まずいことになった」と言っていた』らしいけど、
『まずいこと』がなんのことかは今のところ不明。

電話の件は、なぜその日「江梨香にだけ」電話したのかをしつこく追及。
ただの同人仲間でしかない江梨香に思い当たる点は無いのだけど・・・・・・
「できるなら、文字どおり言葉の端ばしまでを再現していただければありがたいのですけどね」
無茶言うな(´・ω・`)


「それじゃ、いつかふっと思い出すようなことがあったら、ぜひこの番号に電話してみてください」
新手のナンパだな(確信)
※20年以上前の作品です。

後日思い出したことで連絡をよこす江梨香はとても律儀。


(まったく、女性は魔物だな――)
 スネの痛みに耐えながら、浅見はひそかに感嘆の吐息をついた。
一休さん的なことが出来る人もいるかもしれない。
「あなた方は私ではなくこれをお待ちだったのでしょう」って化粧品だけ置い(以下略)


「ああ、岩間ですか。涸沼の近くですね」
「あ、涸沼、知ってるんですか?」
「知ってますよ、涸沼くらい。いくら無知な僕だって」
「よかった・・・・・・うちの社の連中なんか、誰一人として知らないんです。嬉しいわァ」
ルポライターに学ぶモテ男テク。
男女問わず、相手の地元を「知っている」のはポイント高いですぞー。
・・・・・・リョコー?何それ食えるの?


江梨香が思い出したのは、「対角線」に細野が載せた作品『死舞』を誉めたこと。
会員たちが例の『引っ張りあい』をする中、自分だけは率直に誉めた・・・・・・と。
「じゃあ、細野さんは喜んだでしょう」
「と思いますけど・・・・・・でも、なんだか照れたような顔をして、さっぱり張り合いがありませんでしたよ。むしろ、前田さんのほうが同調してくれたのに」
(´・∀・`)ヘー

その内容は、福井県の若狭を舞台にした、とある老婆の回想。
作品の良し悪しはよくわからないものの、描写に『リアリティを感じ』、
光彦は細野と若狭の繋がりを調べ始め・・・・・・





第三章 北の岬

「へえー、未亡人と共同捜査か。そいつは願ったり叶ったりだね」
 内田は無邪気に喜んだ。この男にとっては殺人事件の被害者やその遺族の不運よりも、それが自分の書く小説のネタになるか否かが重大関心事なのだ。
うわー、サイテーのクズじゃないですかーやーねー(´・ω・)(・ω・`)ネー


「そうか、若狭ねえ・・・・・・行ったことはないが、ムードはあるんじゃないの。まあ、せいぜい頑張って、いい事件簿をまとめてきてよ。ちょうどカッパ・ノベルスの締切りが迫って、困っていたところだから、それに使わせてもらうかな・・・・・・うん、『若狭殺人事件』なんて、タイトルも悪くない。そのためには高島平じゃなくて、若狭で事件が起きてくれないと困るのだが・・・・・・若狭へ行ったついでに、何か事件をみつくろってきてよ」
なんてトンデモナイ作家だ!
こんな奴の小説、たとえ中古であっても買う奴は頭がおかしい!!



「あ、やっぱり気分を害したでしょう。殺人事件に関わるのに、趣味だなんて言うのは、なんとも不謹慎だと思うでしょう? しかし、正直な気持ちを言えば、やっぱり趣味としか言いようがないのですよ。謎が複雑だったりすると、ワクワクするし、事件が解決する瞬間なんて、パチンコでオール7を出したときみたいに興奮したりして・・・・・・こんなのが世のため人のためだなんて、とても言えたものじゃありませんね。でも、うまいこと事件が解決したりすれば、結果的には多少、世の中のためにはなると言えるかもしれません。その点、パチンコやファミコンゲームにうつつを抜かすよりは、いくらかましかな――と思っています」
ルポライター・浅見光彦が、私立探偵・浅見光彦になる理由でした。



俺がネットゲームのがちゃを回すことで□_ヾ(^ω^ )カタカタ

だれか一人、生活が潤う□_ヾ(^ω^ )カタカタターン

□_ヾ(^ω^#)

俺はそういうことに幸せを感じるんだ(ノ^ω^)ノミ◇/




「なるほど・・・・・・」
 浅見はポツリと呟いた。いろいろな意味を込めた「なるほど」であった。これなら、未亡人が『対角線』の同人である諏訪江梨香の来訪を拒んだわけも納得できる。
細野の遺作となった『死舞』の秘密。
事件の謎を解くため、光彦は若狭へと向かったのであります。




第四章 三方五湖

「いや、ご謙遜でしょうが、しかし、本当のところ、大多数の一般市民が、いま浅見さんの言われたような状況なのです。エネルギー問題を真剣に考えている人間なんて、国民のうちの何パーセントか、とにかくほんのわずかです。それ以外のほとんどの人は、漠然と、原発は危険なもの、恐ろしいものと感じている。感じているだけで、ではどうすればいいのか――という問題意識を持つまでには至らないのです」
「事故った危ない廃止しろ」だけで終わるのは確かに頭悪い。
「原発廃止」を訴えるなら、「その分の電力はどうするか」もセットで主張するべき。
参考→なぜ水力・太陽光・風力発電などの自然エネルギーだけでは日本の電力をまかなえないのですか? よくあるご質問[関西電力]
「エアコン点かねー、今日は朝から雨だもんなー」と流せるかどうかじゃよ。
・・・・・・はっきり言って、現代人には無理だろ。
時の流れは不可逆なればなREYYYYYY!!!



「へえー、あの先生も大したものなのですねえ。私は一冊も読んだことはないけど」
 山本が感嘆の声を発したところを見ると、知り合いとはいっても、内心では、あまり評価は高くなかったにちがいない。その点では浅見も同じだ。
内田センセ、知り合いに舐められすぎだろwww



「殺人事件?・・・・・・」
 浅見はギョッとした。内田が「何か事件を見つくろって・・・・・・」と冗談のように言っていたことが、頭の中で稲妻のように光った。
東京で小説家志望の男が死んだ事件と、
1年以上前、若狭で祭りの最中に『死体が流れてきた』事件。
2つの事件のまさかの接点、小説を鍵に鋭く見抜く!
見た目はイケメン!暮らしはフラフラ!
その名は!名探偵・光彦!



事件の真相は・・・・・・コレハヒドイ・・・・・・
浅見光彦「らしい」というか、浅見光彦「だから許される」(?)終わり方も含めて、
『パチンコのオール7』よろしくスッキリ爽快!・・・・・・とは言い難い。

浅見光彦シリーズにはよくあるパターンだけど、
推理小説として考えるとこのシリーズ自体が「異色作」かな。
推理小説を読むならとりあえず1冊は欲しい。

武装錬金 7逃避行開始 和月伸宏 2005年4月9日 集英社

2015-12-25 07:09:23 | 武装錬金
ニアデスハピネス!!(挨拶)

兵揃いの再殺部隊から5人の戦士が、カズキ再殺の刺客として放たれた! 追われながら黒い核鉄が回収された地を目指すカズキと斗貴子。斗貴子を守るため戦団を裏切った剛太は、二人の逃避行に同行するが!?
裏表紙より。
キンヨービーズブソーレンキン!




第55話 レイニーエモーション

まひろ残念はずれ
どうやって間違えるんだよw



斗貴子「行こうカズキ」

カズキ「ああ行って・・・」
 「必ず帰って来る」
 必ず・・・!
仲間たちに別れを告げ、旅立つ。


一方、「いるんだけどいないもの」にされてしまった剛太は・・・・・・
回想斗貴子「どうしても斃さねばならない存在が現れた時―――」
 「どうしても守りたい存在が出来た時――――」
 「その時自分の非力に涙しない様」
 「キミは今ここで強くなっておけ」
訓練時代、いい先輩だったのねー。

しかしその先輩にプロポーズを見せつけられて心が折れた剛太。
剛太 もうダメ
 立てね
ざんねん!!
ごうたの ぼうけんは これで


火渡立てよコラ
戦士長キター。
この火渡戦士長、『全戦士中最も高い攻撃力を持つと評される』そうで。

そんな戦士長が『ヴィクターⅢ』カズキの生存を確認、
そして『反逆者』として斗貴子さんもロックオン!
再殺部隊の部下5人も合流したし、さっそく標的をぶち殺しにいくお( ^ω^)

剛太「斗貴子先輩を殺していい状況なんて
回想斗貴子 その時自分の非力に涙しない様――
剛太俺には有り得ない!
回想斗貴子 キミは今!
 ここで強くなっておけ!!
剛太絶対に無ェんだ!!
無茶しやがって・・・・・・





第56話 THE ANOTHER THIRD

火渡・・・・・・気でも振れたか?
 六対一だぞ!?
 「実戦知らずにも程があるぜ新人
剛太「構えている相手にわざわざ戦意を問うのが
 あんたの言う〝実戦〟か?
煽っていくスタイル・・・・・・死んだな。


剛太 戦輪の武装錬金
 モーターギア!!
TOSコレット的な・・・・・・レッツ・ゴー♪
飛び道具の武装錬金かー。
・・・・・・キャッチされたら詰むね?
再生能力持ちのホムンクルスと戦うには頼りない印象。

まーそれは置いといて、『六対一』のこの状況、どう切り抜ける・・・・・・

剛太 モーターギア
 スカイウォーカーモード!!
足に装着して高速移動!?
『スカイウォーカー』の通りに「飛行」できるなら相当使い勝手いいなこれ。


剛太 標的は隊長一人!!
 この男を倒せば斗貴子先輩を守れる!!
 うおおおおおお!!!
そして疾風・剛太キック(仮)が炸裂!
・・・・・・えっ、これ剛太、火渡のことガチで殺す気じゃないですか。
その辺はやっぱり斗貴子さんの後輩か。

哀れ火渡は『最も高い攻撃力』を発揮することなく・・・・・・
剛太 殺―・・・
火渡「・・・―りやがったな
( ゜д゜)!?

からのーファイアー!!
でも幸い剛太は海にどぼーん。
剛太 致命傷が致命傷にならない・・・!
 ただの火炎放射能力とは違う・・・!
 一体 何の武装錬金でどんな特性なんだ?
格鉄を使ったんじゃなくて、悪魔の実の能力者なんじゃね?


斗貴子「一人欠いてしまったな・・・」
カズキ「うん」
 「もう多分これから先三人で戦うコトは・・・」
剛太
 はぁッ!!
そして3人目へ・・・・・・。





第57話 逃避行開始

火渡おいしいところは
 早い者勝ちってな
 行  け  !!
再殺部隊、散ッ!


御前様「喜べパッピー!」
 「カズキンの奴まだ生きてやがる!」
パピヨンやっぱりね🌝
※🌝は同じのが見つからないため仮。
桜花は御前様の見たものが見えている訳ではない・・・・・・?
ギャグシーンだからかもしれないけど。


パピヨンあの男がそう容易くくたばるはずがない
 諦めるはずがない
ナレーション 武藤カズキが人間でいられるタイムリミット
 ―――41日(推定)―――
・・・・・・『タイムリミット』と言われてもイマイチ切迫感が無いなぁ。
「斗貴子さんのホムンクルス化まであと1週間」てのを既にやったからかな。





第58話 エピソード0

桜花 戦力は優れているものの性格・性質に難があって正規兵として主力作戦にはとても組み込めない――
 そういう戦士達を力ずくで従えさせられる戦士長の下に集結させた
 それが再殺部隊!
よーするに問題児の集まり。


逃避行開始から1週間。
3人が目指すのは、斗貴子さんが核鉄を手に入れたニュートンアップル学園。
謎の仮面マント壊せば必ず
 災いが芽吹く
・・・・・・そんなワケわからん状況で手に入れた核鉄をカズキに使ったのか。
バルスカと戦える=ホムンクルスもしくは武装錬金使用者の存在を、
『保留扱い』にするのはおかしい。
錬金戦団、結構ダメな組織疑惑。


犬飼「〝美味しいところは早い者勝ち〟
 「だったね
再殺部隊・犬飼、3人を発見・・・・・・!





第59話 負けるつもりはない

犬飼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
カズキ「・・・遊びのつもりなら帰ってくれ」
サンライトハート改、薄いなー

しかしまぁ、この様でよく1対3の勝負を仕掛ける気になったな犬飼・・・・・・
と、読者が心配になったところでー
円山「加勢してあげる」
 「感謝なさい」
同じく再殺部隊が1人、円山登場!


斗貴子 臓物を
 ブチ撒けろ!!
完全に殺す気です
えっと、戦団を裏切ってるのはキミらだからね?

哀れ円山はブチ撒けて・・・・・・
円山「風船爆弾の武装錬金
 バブルケイジ
おお・・・・・・?


斗貴子!
 !?
 これ・・・は
円山「特性は触れた者の」
 身長を吹き飛ばす
 「一発につき約15㎝」
 「あなたは約150㎝だから」
 あと10発で消滅よ
これは怖ろしい能力・・・・・・!
確かに「特性に問題有り」だな。
味方が巻き添えになる可能性高すぎ。


隙を突いて犬飼も反撃開始!
犬飼「貴様を斃して手柄を挙げておけば」
 「次はもっと楽しいヴィクター退治が待ってるんだよ」
 行け!軍用犬の武装錬金
 キラーレイビーズ
召喚系か。
犬飼自身は犬笛持ってるだけの、召喚者は戦闘力0なタイプ。
敵の接近を防ぐのに使える円山のバブルケイジと相性は悪くないんじゃない?
全く連係しないけど


カズキ相手が誰であろうと
 負けてやるつもりはない!
えっ、キラーレイビーズ、もう終了・・・・・・?





第60話 WIND and LEAVES

犬飼「寝言は寝て言え!
 「キラーレイビーズの
 真骨頂はここからだ
 「〝Rabies〟の意味知ってるか?
 〝狂犬病〟だよ!
 「キラーレイビーズの基本状態はまさにソレ!!
(∪^ω^) わんわんお!(^ω^U)
・・・・・・そんなにちょくちょくバラバラにされてんの?


斗貴子 風圧を作り出せば
 触れるコトなく吹き飛ばせる!!
津村死神鎌流・バルスカンセン!!

見事弱点を突いた!・・・・・・と思ったら、『弱点を裏返』した反撃。
円山、やりよる。

カズキ、剛太!!!
!!!!!!

なお犬飼はあっという間に負けました。
あそこまで接近されちゃダメでしょ。
剛太もいっそ殴り飛ばしてさしあげて(´・ω・)





第61話 Which is MONSTER

円山「さすがにこの傷で二人相手はちょっとね」
 「一旦退かせてもらうわよ」
上に乗れば空も飛べる。
バブルケイジ、蝶・便利じゃないっスか。
犬飼は置いてっちゃうあたりシビアだけど。



パピヨン「しかしなんともはしたない恰好」
 「恥ずかしくないか?
斗貴子「貴様にだけは言われたくないッ!!
でもここはパッピーが正しい
ミニ斗貴子さんはパピヨン、御前様と合流し、
以降カズキ、剛太組と別行動。



犬飼「負け犬扱いされるくらいなら」
 「死んだ方がマシだ!」
 さあ殺せ!
カズキ「嫌だよ
 「武装錬金は人に害をなす化物を斃すための力で」
 「人を殺すための力じゃない」
 人を守るための
 力だろ?
犬飼、完敗。


剛太 俺達と・・・
 コイツと・・・
 どっちが本当の化物だ――・・・
黒い核鉄の件をどうにかしたら日常に戻るつもりなんだし、
ここで戦士を殺しちゃうのはまずいだろう。
やっぱり斗貴子さんの後輩だよキミは・・・・・・(´・ω・)





第62話 戦部出撃

カズキ「守りたいモノが同じならきっと必ず
 戦友になれる!
「戦団の戦士達と協力できるのか」との問いに。
まさにカズキ。


斗貴子「ようやくやっと七・八割方回復したところだろ!」

パピヨン「なかなかどうして」
 「ちょっと見直したよ」
(´・∀・`)ヘー
2か月たっても全回復に至らずか。
ホムンクルス的に考えると、パピヨンは普通より回復力が劣る模様。

だけど・・・・・・
パピヨン「今は人喰いより中華な」
 「キ・ブ・ン♡
へぇ・・・・・・?



毒島「火渡様電話です」
 「火渡様?」
火渡「オウよこせ」
毒島「○☆🌝×◎◆~~!!」
ガスマスクさん、女の子疑惑。


戦部弁当
 腹が減っては戦は出来ないって言うだろ
再殺部隊・戦部は 弁当を 手に入れた!


戦部「さて」
 「どこから行こうか」
 まずは――
『ホムンクルス撃破数』の『記録保持者』、出撃・・・・・・!!





第63話 十文字槍・激戦

戦部「ホウこれはこれは」
 「エレガントなホムンクルスもいたもんだ」
パピヨン「なんだ錬金の戦士にも」
 「ちゃんとわかる奴もいるじゃないか」
接触・・・・・・!
ミニ斗貴子さんも見つけた戦部は臨戦態勢。


パピヨン「追ってくる者は迎え撃つが一番」
戦部「しからば存分に戦える場に移ろう」
パピヨン対戦部、ファイッ!


パピヨン「ニアデスハピネスで」
 「消し飛ばすまで」
まずはパピヨンの攻撃がヒット!
戦部の武装錬金であろう槍は、哀れ特性を発揮する前に消し飛び・・・・・・

パピヨン!?
御前様「なんだアリャ?」
 「一瞬で元通りに戻っちゃったぞ!」
斗貴子「高速自動修復!」
 「あの十文字槍の特性か」

※12月26日、「パピヨン」の部分までフォントサイズが変わっていたのを修正。
わーすごーい。
・・・・・・そもそもあっさり消し飛んじゃうのは耐久性に問題有りなんじゃ?


パピヨン「それじゃあ」
 「これはどうだ?」
∵(^o^)/
パッピー、ヨウシャねぇな・・・・・・


戦部まだまだッ
パピヨン「!?」
バシュ
バシュ
バシュ
 「何ッ!!」
エエェエエェェΣΣ(゜Д゜;)ェェエエエェェエエエ

これはなかなかの強敵・・・・・・!
余裕を無くしたパッピーは、ニアデスハピネスで戦部を跡形も無く消滅させ・・・・・・
戦部「フシュウウ・・・」
 全身修復は久々だな・・・・・・
パピヨン「ホムンクルス以上の生命力とは」
 「やれやれだな・・・」
逃げよう(提案)


パピヨン対戦部は次巻に続く!

新明解国語辞典 第五版 [小型版] 金田一京助 1997年12月10日 三省堂(10回目)

2015-12-24 05:58:33 | 新明解国語辞典
記念すべき(?)10回目ですよ。



はとば いろ0⃣【〈鳩羽色】黒みを帯びた、薄い灰色を帯びた紫色。
『黒みを帯びた、薄い灰色』・・・・・・?
「黒に近い執行猶予」みたいな謎の表現・・・・・・この例えが謎の表現か( ´A`)





はつ ゆめ0⃣【初夢】正月の△元日(二日)に見る夢。〔「一富士二鷹三なすび」は、この時の夢とも、また、宝船の絵を枕の下に敷いて寝るとよい夢が見られるともいわれる〕
『元日(二日)』て。
調べる人はそこを知りたいんじゃ・・・・・・?
んな都合よく見ない(覚えてない)からどっちでもいいんだけどさ。





なき おんな3⃣-ヲンナ【泣(き)女】〔朝鮮・中国の風習で〕葬儀の際、儀礼として泣く役目の女性。なきめ0⃣。〔狭義では、雇われて泣くプロの女性を指す〕
『儀礼として』て。
むしろ惨めだろこれは・・・・・・
「亡くなりて泣く者無し」だったら最期までそれを貫きなさいよ。





ちょう しんせい3⃣テウ-【超新星】大質量の恒星が一生の最後に起こす大爆発。星が急激に明るく輝く。
業界問わず「期待の超新星」が出始め以上に活躍できない訳だよ!




さん さい0⃣【山妻】他人の前で自分の妻を言う時の称。〔愚妻・荊ケイ妻よりも古風な言い方〕
なぜ山。
あ、やまんb

『愚妻』って言い方が面白くない妻もいるとかいないとか。
あれは「無能で愚かな女」って意味じゃなくて、
俺なんかの嫁になっちゃった愚かな女」ってことじゃ?
いや、そういう意味でも嫌なんかな。

「私の最高のパートナーだ!」と仕事中に惚気られるくらいの方がいいのかしら。
月はいつもそこにありますね?( ▼ω▼)





1回に5個くらい載せてるけど、『項目数七万五千』だから・・・・・・
毎日でも40年かかるよやったね!ね!