今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 3 ~さまよう焔と割れる世界~ 結城聖 2006年6月30日 集英社(2回目)

2016-02-08 06:39:41 | テイルズ
うーん、やはり買うべきか・・・・・・手段を選んじゃいられないんだ!→1回目


○ここまでのあらすじ
外殻に戻ったルークを待っていたのは、開戦間近の2大国家。
ルークはいつものメンバーと再び合流し、戦争を止めるため走り出す。




 ありすぎるほど、いろんなことがあった。だが、感慨に耽るのはまだ早い。やることは山とあって、なにひとつまだ片付いていないのだから。
勘違いで渡ったローテルロー橋。
ティアとの出会いで物語が始まり、この橋を渡ったことがその後を決定づけたと言える。

ルークたちはここから徒歩で移動。
マルクトの首都グランコクマを目指し、テオルの森へ。
まずジェイドが通行許可を求めて1人で先に進み、
他のメンバーは待機していたのですが・・・・・・。
「なんだ・・・・・・?」
 木々のざわめきに混じって、明らかに人の悲鳴のようなものをルークは聞いた。
むむ!
悲鳴の方へ行ってみると、倒れているのはマルクトの兵士。
オラクルの仕業だ!

まだ通行許可は無いけど、この状況、仕方ないよネ☆
「そ、それより、神託の盾の行動が早すぎるわ。いつも先回りされてる――」
「あ、ごまかした」
話を『メロン』に戻してもらおうk「エクレールラルム!
『早すぎる』ったって、こっちはタルタロスの修理で2日余分に取られてるしねぇ。


ほぼ森を抜けたところで、また倒れているマルクトの兵士を発見!
治療のため駆け寄ったナタリアを何者かが襲う!
 ナタリアは瞬時に顔を腕で庇い、視界を奪われることを防いで弓を構えようとした。だが、引き抜かれた鎌の返す刃でそれを弾き飛ばされ、後ろへ飛び退いた。びん、と音を立てて弦が切れる。ナタリアは唇を噛んで、襲撃者を睨みつけた。
「お姫様にしてはいい反応だな」
「弓使い」が敵を前にして「弓」を失ったということは、[検閲削除]な展開に( ゜∀゜)o彡゜
※なりません。


『襲撃者』は六神将が1人、黒獅子ラルゴ!
ナタリアが武器無しでジェイドも不在とはいえ、
シンクと2人がかりでも負けた男が今のルークたちに勝てるとでも?
などと、読者が余裕を持って読み進めると・・・・・・
「前ばかり気にしてはいかんな。坊主」
余所見狙いとは落ちたものだお( ^ω^)


 背中で膨れ上がった異様な気配に、ルークは咄嗟に剣を抜きながら振り返った。顔の高さまで持ち上げられた剣が火花を散らし、一瞬、目が眩んだ。その向こうに見えた顔は、
えっ


「うおおおおおっ!」
 縦横に、剣が襲いかかってくる。髪が斬り飛ばされ、服が裂ける。
 本気だ。
なん・・・・・・だと・・・・・・?


「俺を忘れるなよっ、小僧!」
 巨大な死神の鎌が振り下ろされる。
(マジかよ!)
そこで問題だ!
この追い詰められた状況でどうやってあの攻撃をかわすか?
3択―ひとつだけ選びなさい
答え①ハンサムのルークは突如反撃のアイデアがひらめく
答え②仲間がきて助けてくれる
答え③かわせない。現実は非情である。


「ふははははははっ! やるようになったな、小僧!」
①でしたー・・・・・・反撃まではできてないけど、よく避けた。
でも問題なのは②じゃなかったこと。ティアとアニスは何やってんの!
シンクが側にいるのは確定だからイオンの護衛は必要にしても、2人とも棒立ちは無いわ。
ルークが『曲芸か奇跡のような真似』を始めてからようやく詠唱に入ったティアには、
「ナイフ投げの存在を思い出せ」と言いたいです。
教官へのアピール専用技かっつーの。


「! ナタリア、上!」
 ティアの声に、ナタリアは弦を張り直し終えた弓に矢を番えて引くと、どこ、とも聞かずにそれを放った。
教官へのアピール専用技かっつーの。(2回目)
・届かない距離だったと脳内補完しよう。

『どこ、とも聞かずに』ってことは、ナタリアは「気づいていた」訳で、
つまりティアの声掛けは「敵」を警戒させただけだったんだね・・・・・・?
何かテオルの森に入ってからティアの株が下がる一方だな。


マルクト兵の増援が来たことで、ラルゴ、そして烈風のシンクは撤退。
残ったルークたちは勝手に森に入った(というかもう出口にいる)ので不審者扱い。
「私たちはカーティス大佐とここへ来たのですが」とティアが説明した。「戻られるのを待っていたところ、不審な人影を発見したので、ここまで追ってきたのです」
若干嘘。
森に入る時、『不審な人影を発見』はしていない。
「入口の方でマルクト兵を襲った何者かが森を抜けようとしているかも」と思っただけで。
スラスラ嘘が出てくる女はコワイナー(悪意のある表現)


不審者として連行されているところに、マルクト軍のフリングス少将が登場。
ジェイドに頼まれて迎えにきてくれた偉い人。ポテチみたいな名前だけど。
倒れたガイとその治療を行うイオンは宿屋へ向かい、ルークたちは皇帝陛下に謁見。
「・・・・・・ルーク。いずれわかることですから、今、お話ししておきます。カースロットというのは、決して意のままに相手を操れる術ではないんです。カースロットは記憶を掘り起こし、理性を麻痺させる術。つまり・・・・・・もともとガイに、あなたへの強い殺意がなければ、攻撃するような真似はできない」
なん・・・・・・だと・・・・・・

これ、術者のシンクもビックリだったんじゃね?
ちょっと動きを鈍らせる程度のつもりだったのに、殺す気でガンガン斬りかかるの見てさ。
「あれっ!?なんかこいつ、メッチャ殺意あるんだけど!?」みたいなー?


落ち込むルークに声をかけたのは、ティア。
「あなた、馬鹿?」
 言葉とは裏腹に、その声音はなぜか優しく感じられた。
「それとも、自分がほんの少しの悪意も受けることのない人間だと思っているの? ガイだって人間だもの。きっと今まであなたに仕えていて、カッとなることもあったと思うわ。でも、彼はあなたを迎えに来た」
「機会があったら殺そうと思ってた」ってのは相当なんだけど・・・・・・
「『人間だもの』てぃあ」で済ませるのはちょっとどうなの・・・・・・?


とにかく、気を取り直してマルクトの皇帝陛下と謁見だ!
「こいつ、封印術なんて喰らいやがって。使えない奴で困ったろう?」
うん

既にジェイドが状況を話し、皇帝をはじめ偉い人たちは状況を把握。
しかしセントビナーの住民を避難させようにも、
キムラスカによる宣戦布告が事態をややこしいものに。
「・・・・・・セントビナーの地盤沈下がキムラスカの仕業だと、議会がそう思い込んでいることが問題なんだ。連中は、住民の救出に軍を差し向けることで、街ごと消滅させられるかもしれないと考えている。俺も、ジェイドの話を聞くまで、キムラスカは超振動を発生させる譜業兵器を開発したと考えていた」
読者はルークたち視点だからそんな馬鹿なと思うけど、
事情を知らない人間・・・・・・マルクト側からすると、
「キムラスカにアクゼリュスの救援を頼んだらアクゼリュスが消滅した」訳だかんね。


さて、どうする・・・・・・
「セントビナーの救出は私の部隊とルークたちで行い、北上してくるキムラスカ軍は、ノルドハイム将軍が牽制なさるのがよろしいかと愚考しますが」
「俺は住民の避難の指揮を取るから、あんた前線で死んできてよ」
・・・・・・と読み替えても可(悪意しかない表現)



セントビナーに向かう前に、ガイの様子を見て行かないとな!
「おまえが、俺についてこられるのが嫌だってんなら、すっぱり離れるさ。そうでないなら、もう少し一緒に旅させてもらえないか? まだ、確認したいことがあるんだ」
ガイ、パーティーに復帰。
ファブレ家の使用人の採用、雑だなぁと思わなくも・・・・・・
これ、今日に至るまで公爵家、いやキムラスカ王家的に凄くヤバイ状態っしょ?
せめて履歴書はしっかり書かせようぜ?
・・・・・・どうでもいいことが気になるのは僕の悪い癖。


それからイオンも復帰。
「目が届くだけ、身近にいたほうがマシ、ということですか。仕方ないですね」
そうだね。
六神将1人でマルクト軍は壊滅しかねないから)仕方ないね。


ルークたちはセントビナーの住民を崩落から救えるのか?
そして戦争は現実になってしまうのか?・・・・・・この辺で2回目終了。

分割に慣れると進みが遅い遅い/(^o^)\


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