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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴルゴ13⑲[ペギーの子守歌] さいとう・たかを 2003年8月30日 リイド社

2017-06-07 06:54:09 | ゴルゴ13
幽霊定期便(後編)

カートランド「こんな金になる仕事を、おれは、一生やめるつもりは、ないぜ!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
引き際を見誤った例。
政府機関が抹殺を考えだす前にやめておけばねー。


不思議な勘であらゆる敵から逃れ続けた「幽霊」をスコープに捉える方法は――
カートランド「も、もし・・・・・・もし奴が、このマッケンリッジをおれのさし向けた殺し屋だと知ったら・・・・・・」
 「奴は・・・・・・奴は・・・・・・」
マッケンリッジ無能すぎワロタ
シリーズに登場する殺し屋の中で最低レベルである。





ペギーの子守歌

ギャラット「射撃の方は、まずまずだ。だが順序が違うぞ!自分より性能のすぐれた武器、つまりマシンガンを持った奴から先に倒すんだ!」
 「それに、拳銃を持っていた方は、まだ銃口を向けていない!」
 「あとまわしでいいんだ!」
FBIの射撃訓練厳しすぎぃ!
本当にそこまでの判断を瞬時に求められるんだろうか。


ギャラット「いま、おまえがわけを聞かずにぶん殴った相手はFBI局員の、ボブ・ギャラットだ!!それでも何かほかに質問があるのか!?」
ゴルゴ「これは・・・・・・・・・なんのワナだ・・・・・・・・・?」
ギャラット「局へくればはっきりする!!こちらも、おまえに聞きたいことがうんとあるんだ!!」
ただ後ろから声をかけただけならともかく、
後ろから近づいて拳銃向けてんだから今回ばかりはゴルゴの正当防衛だろ・・・・・・
いくらなんでもこのFBI捜査官は横暴すぎるわ(´・ω・`)


マイク「たまにはこういった間違いも、あるもんだ・・・・・・・・・・・・・・・」
 「・・・・・・・・・・・・先に手を出したお前にも責任がある・・・・・・・・・・・・・・・」
説明もなく突然銃を突きつけたのは 捜 査 官 な ん だ が ?
言うべきは誤認逮捕ごめんなさいだろうがぶちころすぞ(´・ω・`)


そんな理不尽な目に遭いながらも、
釈放された彼はなんと犯人逮捕に協力するのでした。
デューク・東郷氏は一般市民の鑑ですね!
ギャラット「・・・・・・・・・・・・・・・奴にとって自分の仕事を遂行するためにじゃまな存在を早く片づけたかったまでなんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「信用できる自分の手で・・・・・・な・・・・・・・・・」
証拠も無しに一般市民を狙撃犯と決めつけるなんて妄想もいいところ。
FBIをお辞めになるべきでございます。





銃殺人ひとり

ガルシア「・・・・・・・・・・・・あなたが・・・・・・・・・・・・」
 ある種のプロである事は先日拝見したあなたの射撃訓練で・・・・・・・・・・・・わたしには、わかっています・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その行動から「射撃が得意な人」ではなく『プロ』だと見抜く。
一般人でありながらゴルゴの正体を言い当てるとは、一流は一流を知るか。
(3巻収録「殺意の交差」は相手に正体をわからせるのが狙いだったので例外。
もっともその時の相手ジョナサンはゴルゴを元プロだと思ったド三流)


カルロス「報酬を全額渡された以上、あのまま逃走されても・・・・・・・・・・・・」
ガルシア「いや、・・・・・・・・・」
 「あの男はそんな小物じゃない!」
 「わしにはそれがよくわかるのだ・・・・・・・・・・・・」
ガルシア「彼ならかならずわたしの希望をかなえてくれる!!」
 「かならず!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
これが本物を見抜く力である。


そしてその信用を裏切らない、
いや、それ以上の仕事をやってのけるのがゴルゴですよ。
人の信用に全力で答えることがただの機械にできようかいやできまい。
ガルシア 逃げてくれ!!逃げてくれっ、わたしの死刑執行官!!
 少しでも遠くに逃げてくれ!!
(´;ω;`)ブワッ
この話限りの登場だけど、ゴルゴを最も信用した依頼人かもしれない。





海へ向かうエバ

????(グランドの部下)「う、美しい女にゃトゲがある・・・・・・とは、よく言ったものですね、ボス!・・・・・・・・・・・・・・・」
グランド「トゲどころか・・・・・・・・・・・・」
 「あの女を見ていると・・・・・・わしは、心底寒気を感じたぜ・・・・・・・・・・・・・・・」
 「たしかにあの女は、化け物だ!・・・・・・・・・・・・・・・」
裏社会の人間をしてこう言わしめる。
エバ・クルーグマン、
彼女こそ「格」でゴルゴに匹敵すると言って差し支えない本物のプロである。
そんな彼女は、過去ゴルゴと接点がありました。
ゴルゴをゴルゴ13とは知らずに。
ゴルゴの方も、彼女をエバ・クルーグマンとは知らずに。


今日もゴルゴは元気にお仕事です。
ゴルゴ「さっそく仕事の話にはいってもらおう・・・・・・・・・」
????(依頼人)「そ、それではまず・・・・・・・・・・・・この写真を見ていただきたい!」
 「これが標的です・・・・・・・・・・・・」


 「うん?」
 「この女をご存知ですかミスター・ゴルゴ13・・・・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
常にポーカーフェイスのゴルゴが感情の変化を悟られるとは・・・・・・
よっぽどの衝撃だったと見える。


エバ「あれから・・・・・・・・・・・・」
 「何年になるかしら・・・・・・・・・・・・?」
ゴルゴ「3年と・・・6か月だ・・・・・・・・・」
ゴルゴが仕事以外で会った相手のことを正確に覚えている数少ない例。
たいてい相手の方だけが覚えてい(て余計な騒ぎを起こし自滅す)る。


ゴルゴ「・・・・・・・・・じゃあな・・・・・・・・・」
 「エバ・・・・・・」


エバ わたしの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 名前を・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 さようなら・・・・・・
 わたしの・・・・・・・・・・・・男・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(´・ω・`)





黒い肌の狙撃者(前編)

ゴルゴ「金を得る手段が金の本質を変えるとは思わない・・・・・・・・・・・・・・・」
 「おれはただ依頼の内容が納得できるものかどうかを・・・・・・・・・・・・知りたいだけだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「卑劣な扱いに耐えかねて自殺を選んだ友人の敵討ち」という依頼は――


ゴルゴ「いいだろうやってみよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ミッションが受領されました。
真剣かつ正直であれば、依頼人の地位や人種はどうでもいいこと。



タイトルの意味がわかるのは次巻だよ。


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