今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

朝2時間早く起きれば人生が変わる! 宮西ナオ子 2006年9月10日 三笠書房

2015-03-16 07:40:28 | 健康
早起き。なんとも勤勉な響きです。
ワタクシも早起きを実践しております。以前は7時起きでしたが、今は4時起き。
早起きをするなら、やっぱり早寝が1番です。
少しずつでいいんです。少しずつでも昨日より早く、早く。
そのうち7時寝の13時起きになるんじゃないかと思います。

このブログを書き始めてから2冊目の「三文の徳」本。元の本は2003年6月。
朝起きる時間は、それぞれの生活パターンによってさまざまだろうが、とにかく、明日の朝から二時間早く起きてみてほしい。慣れないうちは、つらいと感じるかもしれない。しかし、自分が目標とした時間に起きられるだけでも、「何かがやれそうな」手応えを感じるはずだ。
はげど。ただし、やれるとは言ってない。なんだか今日いけそうな気がするー。
これから説明する「早起き」十の効果は一例に過ぎない。
①アンチ・エイジング効果(若返り)。
②肌が美しくなり、表情がよくなる。
③ダイエット効果があり、健康になれる。
④交友関係や出会いがすばらしくなる。
⑤考え方が積極的になる。
⑥生活習慣が改善される。
⑦よい仕事がどんどん入ってくる。
⑧頭がすっきりしてよく働くようになる(受験などに成功する)。
⑨物事がおもしろいように好転する(先んずれば人を制す)。
⑩ツキを呼び込む。
あっちゃーやってもうたー。怪しさ満点じゃないですかー。
美容関連を3つ並べて次に恋愛絡みを持ってくるあたり、女性が書いた本だなーってのがよくわかる。男なら「⑥生活習慣が改善される。」の中に①~③をぶち込むし、他もこんなに細かくしない。「十も効果があるなんてお得!」とでも思わせたいんだろうけど、水増し感がして逆効果です。
朝は、運命の女神がほほえんでくれるか、くれないかの分かれ目なのである。どうやら運命の女神は、早起きの人が好きなようだ。
お、おぅ。
人間は約六十兆という膨大な数の細胞からできているが、これらがすべて目を覚ますのに、約二時間かかるという。
他の人の発言や本からの引用が多いけど、ここはソース無いんすネ。
でもまぁ寝起き直後に全力疾走できるかってーとできないから、二時間かはともかく事実ではある。
ロングスリーパーとショートスリーパー
「睡眠時間は五時間で十分という探眠型」(代表例:エジソン)と「睡眠時間を九時間以上とらないともたない長眠型」(代表例:アインシュタイン)という、あまり寝なくても大丈夫という人と、睡眠をたくさん必要とする人がいるのだ。
どっちでもいいんじゃよという中立な姿勢。まぁ「早起き」であって「短時間睡眠」の本じゃないしね。
もっともそれぞれのスリーパーの言い分に割いた行数は、ショートスリーパー23行に対してロングスリーパー4行。
「生産性が向上」「文明の進歩」「健康そのものでエネルギッシュ」「寝すぎは疲れる」「当人も社会全体も病気になってしまう」。
じゃあロングスリーパーは?
それは、長く眠っていられるのは平和の証、というものだ。
中立と見せかけてそうでもなかった。と見せかけて、続きのページではこんなことが。
また、宮下氏によると、人間が起きて活動しているとき、血液は上へ下へと循環して流れるが、このような運動は十六時間が限界なのだという。
あれー?それじゃ8時間は寝ないとダメじゃーん・・・なんてネ。
宮下氏とは音楽家宮下富実夫氏(故人)のこと。腰の鍼治療で東洋医学云々程度の情報しか出てこない。その受け売り。
こんな怪しい情報よりも、俺は自分の入院時(1週間未満だけど)の経験を信じる。退院したら歩くのにふらついたかんね。つまり転がり過ぎよくない。

全体的に宗教っぽい感じがした。宇宙云々て話がちょいちょい入る。
それから「著者の主張」というより「~曰く」ばっかりだった印象。こんなに「これで自分の本と言っちゃっていいんだー」と思う本は珍しい。
凄くタイムオーバー。そういう日もあるさ!


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