今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

魔法使いのハーブティー 有間カオル 2013年3月23日 アスキー・メディアワークス

2019-08-27 05:46:11 | その他小説
一杯のハーブティーが
心を豊かにしてくれる

 親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。夏休みの間だけ身を寄せることになったのは、横浜に住む、会ったこともない伯父の家。勇希が恐る恐る訪ねると、意外なことに、その伯父は可愛いカフェのオーナーをつとめていた。同居するにあたって、勇希が約束させられたのは――
「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」

 不思議なカフェを舞台に紡がれるのは、ハーブティーをめぐる、心癒される物語。
裏表紙より
癒しが、癒しが必要なんじゃあm(゚д。)m



ORIENTATION


 勇希は深く頭を下げ、祈りながら返事を待つ。いい返事が聞けるまでは、頭を上げないつもりだ。とにかく粘って粘って、ここに置いてもらわなくてはならない。
中学三年の夏休みの始まりにやることじゃねぇよなぁ(´・ω・`)


夏休みに伯父さんの家で過ごす――
それだけならむしろ洒落てるくらいな訳ですが
『とにかく、夏休みの間だけでもそっちで預かってください。絶対にこっちに帰さないで。家には誰もいませんからっ!』
まず現住所ではこういう扱いなのよ(´・ω・`)


そんで電話を切られた伯父さんの第一声は
「ふう・・・・・・。困ったな」
そういう訳よ(´・ω・`)


これは夏休みを橋の下で過ごすしかないかもしれんね
「この屋敷で暮らすにあたって、守って欲しい三つの約束があります」
「・・・・・・え!?」
50近いはずなのに30代前半に見える男は格が違った


曰く、『なるべくエコな生活を送ること』、『畑とカフェの手伝い』、
そして――
「偉大なる魔女が遺した館の後継者候補として、真摯に魔法の修行に励むこと」
・・・・・・うん?


聞き間違いかな!?
「伯父さんが先生?」
「うん」
「ということは、伯父さんも魔法使い・・・・・・なんですか?」
「うん」
なるほどーお世話になりましたー


と帰れるところが勇希には無い訳で、
勇希は『魔法使いのハーブカフェ』を営む伯父のところで過ごすことになりました
ナムナム




LESSON 1


「少し摘んでカフェに飾ろう。今日‶は〟お客が来そうな予感がするんだ」
あっ(察し)


常連客(?)のマダムに留守番を頼んで、買い出しに行く先生と勇希
しかしその道中、乱暴に水やりだか打ち水だかをしていた爺のせいで先生は水浸しでござい
「そんな所で人の家を覗いているのが悪い!」
クソジジィが(#^ω^)


先生、ここは1つメラゾーマでもやっちまってくだせぇ
「はい、すみません。お庭が魅力的だったもので、つい下品なことをしてしまいました。お許しください」
 おじいさんは虚を突かれたように、顔から怒りの色が消える。毒気を抜かれ冷静になったのか、決まり悪そうにもごもごと口を動かした。
大した奴だ・・・・・・


「本当にごめんなさいね。この人、最近、ちょっと言動がおかしいのよ」
定年退職してからやたら怒りっぽくなった上に、
ワサビカレーだのお酢カレーだの、つまりそういうことのようですなぁ・・・・・・


はーやれやれ
ボケジジィと出会いましたーのどこが『心癒される物語』なんですかねぇ!
「なぜ・・・・・・それを?」
(´;ω;`)ブワッ



LESSON1(ボケジジィ編)
LESSON2(クソガキ編)
LESSON3(クズ編)
EXAMINATION(勇希編)
そんな感じ
どこが『心癒される物語』なんですかねぇ!(´;ω;`)ブワッ