今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

アクセル・ワールド18-黒の双剣士- 川原礫 2015年6月10日 アスキー・メディアワークス

2018-08-18 10:07:25 | アクセル・ワールド
 白のレギオンに挑むため、黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、緑のレギオン≪グレート・ウォール≫との休戦及び共闘を申し出た。
 緑の本拠地・渋谷第二エリアにて、緑の王≪グリーン・グランデ≫、その幹部集団≪シックス・アーマー≫と対峙するハルユキたち。しかし会談が開始される直前、思いがけない人物が乱入してくる。
 そのアバターは、黒雪姫と同じく、真っ黒な姿で、二本の剣を携えていた・・・・・・。両レギオンに浅からぬ因縁を持つそのバーストリンカーが二人の王に持ちかけた、驚くべき提案とは――!?
 ついに≪宇宙≫ステージも実装!? な禁断の最新刊登場!
前袖より
最後にパンチが足りんですなぁ
重要人物たちのアレが判明するのにそこはスルーだし(ネタバレ)



 高度二百三十メートルからの、前方十五回転宙返りジャンピング土下座だ。
開幕DO☆GE☆ZA


黒雪姫先輩他ネガ・ネビュラス古参メンバーはよく知っている人物でした
「クーさん、アレが誰かは解ったみたいですね?」
「は・・・・・・はい、四元素の、グラファイト・エッジさん・・・・・・ですよね。でも、なんで・・・・・・」
土下座男はネガビュ幹部『四元素』最後の1人だったのだー


で、ソレが何で黒と緑の会談に現れたかというとね
 六層装甲の、第一席。それはつまり、ビリジアン・デクリオンの上に立つ、緑のレギオンのナンバーツーということではないか。
ということだったのだー
2年11カ月前に色々あったのでした


まぁヘンナノのことは置いといて、会談を始めましょう
黒側の要求をハッキリさせるとね
「ネガ・ネビュラスは、白のレギオンを攻撃するために、現在グレート・ウォールの領土である渋谷第一および第二エリアの返還を申し入れる。補償ポイントの額については日を改めて協議したい」
加速研究会の正体は白のレギオンに違いない(証拠無し)
領土戦でぶちのめしたいけど黒(杉並)と白(港区)の間の緑(渋谷)が邪魔←わかる
だから渋谷を『返還』しろ←『返還』?


何を言ってるんだこの黒い子は
「代償は、すでに受け取っている」
・・・・・・はいぃ?


王2人が御乱心じゃ!(混乱)
「残り十分か、まあ間に合うだろう。それではここで三分ほど貰って、ちょっと昔話をしよう。二年十一ヶ月前に、この渋谷エリアで、何があったのか・・・・・・」
第一期ネガビュ崩壊後、2人の王の間に交わされた『約束』


同時期にその裏ではヘンナノもコッソリ動いていましたと
「グレウォへの移籍を相談しなかったのは悪かった。けど、こいつが公になると、その、何だ・・・・・・加速世界のパワーバランス的なモンが、ちっと揺らいじまうかなーって思ってさ。だからグッさんとビリーにも、俺がグレウォに入ったことは内緒にしてくれって頼んだんだ」
たかだか1人の移籍で『パワーバランス』云々て大袈裟・・・・・・でもない
謡によるとグラファイト・エッジは第一期崩壊前の時点でレベル9にもなれたらしい
(同じレベル8でもスカイ・レイカーにはそんな話一切出て来ない)
そして移籍時に当時第一席だったビリジオン・デクリオンを一蹴したことから
その時からグレウォは事実上の王2人体制になったとも言える


まぁそんな感じで、かつて黒の領土だった渋谷は緑の領土になりました
実は当時白が渋谷を狙っていたものの、黒雪姫先輩の『奇策』で緑が無事確保
不可侵条約のせいで白m9(^Д^)プギャーだったとか
 ――確かに、緑と白の確執はただならぬものがあるようだ。
領土戦こそないものの仲は悪い模様


さて、『返還』にあたっての『補償ポイント』は解決済みでしたと
でも実はこうだったんだよーでグレウォの全員が納得するかしら
そこでグラファイト・エッジから素敵な提案だよ
「このステージを、バトルロイヤル・モードに移行する。全力で戦い、お前たちの意志を示せ。それが、渋谷返還の、もう一つの条件だ」
ババーン!


ネガ・ネビュラス対グレート・ウォール!!
「あっ・・・・・・こ、これ、このステージ、まさか・・・・・・」
ブレインバーストに~
『《宇宙》ステージ』が~
キターーーーーーー


浮島に接地していれば重力が発生するけど、離れると無重力状態で、
推進力が発生する技が無いとただの的であります
それから大きな特徴として〝宇宙〟なので設定上〝空気〟がありません
つまりシルバー・クロウの翼は飛行不可
さらにアーダー・メイデンはメインとなる炎系の技が使用不可
なかなか厳しい戦いになりそうですなぁ
「ノッ、ノオオホホホホ~~~ウッ! オレ様のッ! スーパー・マッスィイイ~~~ンがああああ~~~~ッ!!」
タイマンだったら何もできないじゃないかやっぱりクソゲーだね!


ここでシルバー・クロウが気がつきました!
「・・・・・・あの、先輩。もしかして、あっちには遠隔型っていなくないですか?」
どうやらそうらしいね


で、ネガビュには弓装備のアーダー・メイデンと、
必殺技が遠距離攻撃なシアン・パイルがいるね
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
やっぱりクソゲーじゃないか知ってたけど


いやあ、グレート・ウォールは強敵でしたね
「来るよッ!」
 チユリが叫んだ直後、黒雪姫が矢継ぎ早に指示した。
「グラフは私が相手をする! パイルとベル、メイデンとカレントでそれぞれチームを組んで敵に当たれ! クロウとレイカーは自由に戦ってよし!」
「了解!!」
ネガ・ネビュラス対グレート・ウォール、ファイ!


宣言通りブラック・ロータスはグラファイト・エッジとタイマン
乱戦だけど他はどんな感じかなー?
「あの、アッシュさん。バイク無しで、何しに来たんですか」
「ウルッセイ! そーゆーオメエも空気なしじゃ飛べねーだろ!」
ポンコツバトルかな?


ところがどっこい
「パウンド大哥にタイマンで勝った腕前、見せて貰うデス!」
選手の交代をお知らせします
アッシュ・ローラーに代わりましてサンタン・シェイファー、
『六層装甲』第五席


サンタン=小麦色ってーと、茶色系よね?
赤と黄の間であろうはずなのに、この『コガネムシ』、ガチ近接仕様
しかも――
 恐らくサンタンたちは、宇宙ステージの低重力環境での戦いかたを、事前にグラフからレクチャーされているのだろう。
レギオン幹部だけあって適応力も高いと


シルバー・クロウ押されてるでーあかんでー
 もちろん、宇宙戦が初めてナノはハルユキも同じだ。しかし、よくよく考えてみれば、似た状況ならば何度となく経験している。すなわち、超高空からの自由落下。
『経験』を活かすのが賢い子


ブラック・ロータスとグラファイト・エッジは親子ではない師弟関係でした
青は藍より出でて~ならぬ黒は黒鉛より出でて~となるかな?
「・・・・・・いったい、何をした」
 答えは、憎たらしいほどの余裕に満ちていた。
「お前に《柔法》を教えたのは俺だぜ、ロッタ」
あっ


サンタン・シェイファーを無重力空間にフッ飛ばしたことで
シルバー・クロウは現在フリー、他に加勢すれば人数差でチャンス
パイル&ベルとリグナム・バイタ&アッシュの戦いに加勢するですぞ
「よぉ~~~やくアンダスタったようだなァ、キャラス野郎!」
うわーなんておそるべき『シナジー』なんだー
・・・・・・リグナム・バイタってタイマンの時どうしてんだろ(。´・ω・)?


レイカー&カレント&メイデン対デクリオン&アイアン・パウンド
 ただのお荷物だとしか思えないこの状況でも、レイカーの言葉を信じて矢を放ち続ければ、きっと何かが動くはずだ。
やはり火が使えないアーダー・メイデンは戦力的に厳しい様子
遠距離火力なのに火力が無かったらそらポンコツに片足突っ込んでるね仕方ない
メイデンは悪くないよブレインバーストがクソゲーなだけだから


火無しの矢は大して威力が無いようで、
グレウォ幹部の2人にはことごとく防がれていましたが――
「・・・・・・なるほど・・・・・・なのです」
 謡は、小声で呟いた。ようやく、スカイ・レイカーの狙いが理解できたのだ。
なまじ反応がいいが故に陥る罠
スカイ・レイカー、おそろしい女だ・・・・・・


アイアン・パウンドに大ダメージを与えたぞバンザーイ
「《ビリダイン・リージョナリー》!!」
ビリジアン・デクリオンの必殺技は召喚系
1回発動で4体、最大で8体同時展開可能かつ、
ショコラ・パペッターのチョペットと比べて『性能は桁違い』、らしい
斬撃無効で細かい指示も可能なチョペットより上?信じられないなぁ


ミサイル攻撃×6がシルバー・クロウたちに迫る!
もうだめだぁ
「――パイル! 地面を!」
 それだけで、タクムはハルユキの意図を察したようだった。出た所勝負だが、もうこれしか方法がない。頷いたタクムは、右手の杭打ち機を足下に向け、叫んだ。
「《スパイラル・グラビティ・ドライバー》――――ッ!!」
欠陥技と思いきや出番が増えつつある必殺技キター
シアン・パイル、必殺技の出番多いよね
まぁ必殺技特化とも言える状態だしなー
『杭打ち機』は地形破壊にも有効だろうから、
ガンガン地形壊して必殺技連発が安定なんじゃなかろうか


3人の友情連係パワー炸裂!
 これで黒雪姫に迎撃を命じられた三人はひとまず排除した。稼いだ時間で他の戦場に加勢できれば、戦況は大きくネガ・ネビュラス側に傾く。
3人が無重力の旅に出て7対4であります


そしてもう1つ大きな動きが――
「逃がさんッ!」
 叫び、デクリオンもジャンプした。
 直後、己の過ちを悟ったか、「ぬうっ」と唸った。
召喚技を使ったとはいえ人間で考えれば1対3、
『六層装甲』第二席とはいえ初めての宇宙ステージで焦りが出た様子


ちゃーんす
撃ち放題当て放題ヒャッハー
撃破まではできなかったものの、この隙をレイカーさんが逃がす訳が無い
「かくなる上はあああああーーーーッ!!」
だが現実は非情
第二席、いいところなしだったね・・・・・・
『《緑玉の軍団兵》』がチョペットとどう桁違いなのかもわからなかったし


そんなこんな7対3(なおアイアン・パウンドは残HP2割)
黒い師弟対決は――
「・・・・・・間抜けな状況だが、このまま貴様を押さえていられるなら私の勝ちだ。あとは仲間たちが頑張ってくれる」
『間抜けな状況』ながら双方行動不可
これで6対2(でもアイアン・パウンドは残HP2割)


いやあ、グレート・ウォールは強敵でしたね
「グッさんが最後まで傍観してると思ったなら、ちと甘いぜロッタ。待って待って待ち続けて、ここぞってとこで持ってくのがあのおっさんのスタイルなんだよ、昔っからな」
そう、緑の王は『待ち続けて』いたのだ!!
・・・・・・最高でも高校2年のはずなのに『おっさん』は酷くね?


 最大戦力である王の存在を消す。それこそが、緑チームの戦略だったのだろう。黒チームがまるで予想していない時と場所に最強の駒を投入すれば、マキシマムの破壊力を発揮できる。
うわーもーだめだー


黒と緑の激戦の結果は買えばいいよ
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