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オススメしますこの一冊!

三宅孝治税理士事務所による、お客様にお勧めしたいこの一冊!

シブすぎ技術に男泣き! 1・2    見ル野 栄司 著

2011-05-18 18:32:33 | 本の紹介

 著者 見ル野 栄司氏は、理工系漫画家だそうです。

 半導体製造装置やアミューズメントゲーム機などの

 設計開発の会社に9年間勤務されていたそうです。

 

 なので?絵も字もはっきり言って、雑だと私、感じます。

 でも、なんかおもしろいんです

 

 登場してくる人たちの職人気質だったり、エピソードだったりが

 なぜか心くすぐります

 ものづくりに携わっている方なら、社長から新人さんまでが

 「うん、うん・・・わかる!」と言われます。(きっと・・・)

 この本を回し読みしていただくと、もしかしたら

 コミュニケーションツールになるかもしれません。

 

 コミックなので、ちょっとした時間で読めるのもこの本のいいところです。

 ぜひ一度手にとってみてください。

 

                                   岡 

 


「右脳でわかる会計力トレーニング」   田中靖浩著

2011-05-01 00:05:58 | 本の紹介

      「右脳でわかる会計力トレーニング」  

                田中靖浩著

     数字は苦手・・・言ってることはわかるけど、・・・・

 

     毎月試算表の説明をさせていただいています。

     けれど数字の羅列と難しい会計用語に「う~ん。」と

     なってしまうこともおありだと思います。

     正直、お話させていただく私も時々「ん?」となります。

               (↑これ三宅には内緒で・・) 

 

     そこで、何かないかなぁ。  と,本屋さんに出掛けて

     見つけてきたのが今回の本です。

 

     すでに読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、

     会計がクイズになっています。

     それも、すべて図形。  

     データーは実在企業の数字なので企業内容も

     理解しやすく、

     「へぇ~、あの会社ってそうなんだ。 この業種ってこんな

     内容になってるんだ。」 と、結構興味津々。

     問題の裏のページには、答えと共に‘解説’と‘会計力

     アップ’が載せられていますので、理解も深まります。

 

     私は、毎日何問かづつを頭の体操として解いていきました。

     氣張らず、のんびりと・・・・・・・

     読み終わる頃には、ニュースを見る目が少し変わりますよ。

     事務所にもありますので、来所の際ちらっと覗いてください。

                        岡  本

 


「くじけないで」  柴田トヨ著

2011-05-01 00:05:16 | 本の紹介

       「くじけないで」  柴田トヨ著

 

          九十六歳の私  (平成20年作)

              柴田さん

            なにを考えているの?

            ヘルパーさんに

            聞かれて

            困ってしまいました

 

            今の世の中

            まちがっている

            正さなければ

            そう思って

            いたからです

 

            でも結句溜息をついて

            笑うだけでした

                                    -本編よりー 

  今年(2011年)で満100歳を迎えられる柴田トヨさんの詩集です。

  90歳で詩作を始められたそうです。 この詩は2年前の作品です。

  人の寿命は誰にもわからないけれど、最後の最後まで社会にしっかりと目を向けて

  人として生きていることに、今 私は何を・・・と考えてしましました。

 

  でも、100歳のトヨさんから見れば私などまだまだ子供。

  今からでもまだ何でもできるんですよね。

  楽しいこと、嬉しいこと、おいしいもの・・・・・探しますよ。

 

  この本は、私にまだまだ若いことを教えてくれました。 

  皆さんには、なにを教えてくれるでしょうか。

 

  私が読んだ本は、事務所に置いてあります。興味のある方はどうぞ手にとってみてください。

                                                岡  本


もしも高校野球の女子マネージャーが ドラッガーの『マネジメント』を読んだら

2011-04-30 23:45:34 | 本の紹介

もしも高校野球の女子マネージャーが

ドラッガーの『マネジメント』を読んだら  岩崎夏海:著

 

すると正義は、しばらく考えた後、こう言った。

「あなたは、どんな野球をしてもらいたいですか?」

正義は、インタビュアーに向かってそう言った。

                  本文 エピローグより抜粋

 

 思いもよらない事情から、野球部のマネージャーとなった川島みなみ。

それでも、「野球部を甲子園に連れていく」という明確な目標と使命を、

彼女はもっていた・・・ある事のために。

みなみは、マネージャーのことを知るために『マネジメント』を手にした。

そして・・・・

 

と、こんなふうに書けるほどこの本は、ごく普通の学園小説として読むことも可能です。

なので、社長様方が「ドラッガー」「マネジメント」に惹かれて読み始めると

「つまらない!」と思うかもしれません。

 

でも、『マネジメント』に書かれた経営者としてのマネジャーが、組織として成果を上げるための物事の見方、考え方、行動を高校野球の女子マネージャーが本の通りにマネジメントを進めたら?そしてみるみる野球部が強くなったら?

 

 という著者の発想は堅苦しく、重くなりがちな組織改革や人財の活かし方、目標の共有等をわかりやすくしてくれていると思います。

 

ドラッガーの『マネジメント』には、1400ページにも及ぶ大著と、そのエキスを

凝縮したエッセンシャル版とがあります。

そこに挑戦する前に「マネジメント入門の入門」としてまずこの本を読んでみては

いかがでしょうか?

その後なら『マネジメント』も意外に楽しく読めるのではないでしょうか?

 

冒頭の抜き出しは、甲子園開会式前にキャプテンがインタビューに答えた時の言葉です。

この後彼はこう続けます。

 

ぼくたちはそれを聞きたいのです。ぼくたちはそれを

マーケティングしたいのです。なぜなら、ぼくたちは、みんながしてもらいたいと思う

ような野球をしたいからです。ぼくたちは、顧客からスタートしたいのです。顧客が

価値ありとし、必要とし、求めているものから、野球をスタートしたいのです。」と。

 

                                        岡 本