ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

隣の家人が間違ったことをしていたら

2020年08月11日 21時15分06秒 | Weblog
 隣の家人が、家族に対して虐待をしていたら、当然通報するし、いたぶられている側の人を助けたいと思うのが人情というものです。
 それを「我が家の中のことに口をはさむな」ということはできたとしても、明らかな人権侵害を放置するわけにはいかないと思います。
 間違っていることは間違っていると言わないと、そのうち虐待を超えた事態になりそうです。

 隣の家が火事になるのはこちらにも火の粉が飛んでこないか心配になりますが、火の粉は飛んでこなくても絶叫が聞こえてくるのも同じくらい嫌なことです。

 それが今の香港です。

 ふつう法はできて以降の事案に対して効力を発するものであって、遡及することはできません。
 周庭さんは国家安全法ができて、運動からの撤退を表明しました。
 法ができて以降、周庭さん以上に戦った方々を先に逮捕するのが筋であるにもかかわらず、これまでの運動のシンボルだった彼女を逮捕するというのは「見せしめ」どころではありません。
 法があろうがなかろうが、敵対するものに対しては徹底的に弾圧を加えるという非常に野蛮かつ独裁的な中国共産党の本質が見えます。

 この家人は「我が家の問題だから口を出すな」と言いつつ、隣人の庭に「ここは私の土地だ」とも言っています。
 そればかりか、隣人の家の中に勝手に自分の部屋を作ったり、床の間の骨董品を持ち出したりといったことも行っています。

 このまま看過はできません。

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