ワンワン村の仲間達

ワン達との思い出とか

建て方を始める時

2018-08-23 16:32:30 | DIY家を建てたt時の話
家の建て方を始める時は基礎に基準の墨出しをします。この時はY軸、X軸ともに家の中央にしました。家の周りに張った板に付けた位置に水糸(水平糸)を張ります。基礎の時はすべての通りに張りました。この位置の基礎の上に墨出しをします。その後、中心部の土台をアンカーボルトの位置に穴を開け基礎にのせてアンカーボルトに座金、ナットを付けて土台を固定します。これを基準に各部の番付に基づいて他の土台を設置します。
土台が済むと、柱です。柱を一人で立て入れるのは体力が必要です。通し柱は一般に6mほどありますので6mの角材を立ててコントロールする体力とコツを事前に練習しておきます。横に持ち上げるのとは全く異なります。土台上は平均台の上でこの作業をするのと同じです。立て入れた後に倒れないよう仮筋かいを打っておきます。この時使用した下げ振りはレーザーを使いました。この頃は精度などで分銅を糸で垂らす道具が一般的でしたが一人で風や色々ありレーザーを使ってみました。普通は上棟時になり沢山の頭が来て建て入れします。一人ではそれなりにやり方を工夫しないとならない。
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自分でも出来る基礎は?

2018-08-21 19:29:03 | DIY家を建てたt時の話
木造住宅の基礎は布基礎と言われる。最近はレベラーと言う基礎天場を平にする材料がホームセンターでも見かけますが、一人で長い広域な布基礎の水平を保って平にするのは職人さんでも難しい。それで紙管を使う独立基礎(柱の載る個所だけ基礎をする)事にした。後で失敗したと思ったが後の祭りですね。逆に地中に埋めてアンカーボルトをすべきだった。強度や床下の納まり、家の耐久性に高床式が良かったのだ。現代木造工法にとらわれて知識の視野が狭くなってしまいました。そんなもんだね。

基礎の前に水盛遣り方をする。水平と土台の通り芯を建物周囲に板囲いして墨出ししておく。横板は水平になっている。

給排水管を埋設して砕石を転圧して鉄筋を配筋します。ブロック基礎なら布基礎工事も自分でできますが簡単な平屋建てなら強度は足りますが弱いですからね。

生コン打設は時間の問題で一人は無理、手伝いをお願いしたが素人さん達で大変だった、やむ無しですがブロック基礎よりも充分の強度になった。仕上げは水平高さを紙管の内に墨出し、レベラーをドリル先にミキサー用羽根を付けてバケツで練って流す込むと基礎天場が綺麗に平になる。コップの水と同じ水平で平です。

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木材の加工から始める

2018-08-16 13:26:43 | DIY家を建てたt時の話
家を建てる仕事は詳細の図面が素人大工さんには一番大事な仕事です。土台、柱の何処に穴を開ける、ほぞを付ける等の加工図に基づいて木材に線を書く墨付けをしてゆきます。それぞれの木材に番付(例”イの1”)をふり何処に置くか分かるようにする。これが出来ると墨付けに基づいて加工する。ノミ、鋸、鉋、錐、特殊な電動工具は揃えた。多くは中古品、ヤフオクなど、メーカーの分かる物を選ぶ事が大切、刃物は安物は仕事の質が落ちるので注意がいります。職人さんは墨付けするのに4mくらいの木材でバカ定規を作る。3尺モジュールとかメーターモジュールで必要なピッチでメモリを付けて使っている。メジャーでも良いですが、効率が良いようですね。私はメジャーでしました。写真に写る方は事故で入院した時に隣の病室に入院されていた方で手伝いに来ていただいた。ハウス内も5月になると暑くなってきた。
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素人大工さんの工法で迷った

2018-08-15 09:14:09 | DIY家を建てたt時の話
職人さんを訪ねたり、本で学んだり現場見学したり。加工や一人での工事は在来軸組は無理。加工、上棟まで頼む事もあったが、自分達の人力にならないのでこれは却下した。ツーバイフォーが一番材料も軽く金物接合で自分で建てるには向いていた。ただ、山の中でのイメージが皆が嫌だったので却下。山口県の建築事務のメタル接合工法(ハラテック)を調べ、山小屋風に工期短縮する施工法を考えてる事にした。翌春は下の子が中学生で途中転校をさせたくなかった。時間の制約が無ければ違っていたでしょう。ともかく、いろいろと蓄えた知識は一歩、踏み出させてくれた。技量よりする事が解らないと何も出来ない。『知は力なり』
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家を建たてるに色々考えたが、甘い考えが多い

2018-08-13 14:32:05 | DIY家を建てたt時の話
一人の人力で建てる事、自身の技量内で建てる事などをあれこれ思考して、建て方を工夫したのですが、やはり甘い考えが沢山ありました。”ああしておけば”って今でも思いますが後の祭りですね。プランを作って(当家のお上の承認を得て)平面、立面図を作成します。伏せ図(大工さんは番付けっていていろはがⅩ軸123がY軸)と部材の加工詳細を作って柱、梁などの加工の準備をします。現場が始まるのお上の駄目だ出しが出て、変更されるとどうするか?頭を抱えます。この頃子供達は小6と中2だった。結構、親父が家を建てるのを見て、手伝いをして、稀な体験をしたので彼らには一生忘れない家になったと思う。ビニールハウスを建てて加工場、資材置場とした。春の風の強い時に小さい息子と声をはりあげて悪戦苦闘してビニールを張った。


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