こんにちは。
世間がGW中にあっての平日、長崎に出張してきました。
とはいえ、修学旅行の下見でしたので、ほとんど旅行気分。
観光地をあれこれ巡って来ましたので、とりあえず、写真をペタペタ貼ってみたいと思います。
博多から特急かもめ で長崎入り。飛行機で、一気に長崎に出なかったのは、費用の問題です。はい、とても疲れました。
無事に長崎に到着です。
いきなり、暑さでへとへとでした。長崎が暑かったのではなく、全国的に暑かったみたい。
まずは、
長崎原爆資料館へ。
こちらで、担当の方とお打合せ。
中は、さまざまな展示がありました。ひとつ一つの展示物が、次々に語りかけてきます。涙が止まらなくなってしまいました。
平和母子像。この周辺には、さまざまなモニュメントがあります。
こちらは、爆心地の公園にある地下の地層を見られるようにしたもの。少し掘り返すと、すぐにたくさんの遺留品が出てきます。もちろん、瓦礫の他に、被害に遭われたかたの遺骨もある。私たちは、そんな遺骨の上を歩いていた事になります。
復興の陰には、このような痛ましい事実が隠されています。
爆心地に建てられた石碑。
爆心地から、わずか離れたところに、平和公園があります。かつてはprisonだったところ。もちろん、ここでも多くの被害者が出ました。
多くの文献に、被爆直後に水を求めて彷徨う人たちがいると記されています。そういう方々を慰めるかのように噴水がありました。
平和祈念像です。毎年、原爆が投下された8月9日に
原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われます。
こちらは、
永井博士が晩年に過ごした如己堂。
なんと、私が訪問した5月1日は、永井博士の命日でした。何たる偶然。なにか見えない運命を感じました。
こちらは、山里小学校防空壕跡です。
ここに逃げ込んだか否かで、生死を分けた方がいらっしゃると聞きます。
山里小学校です。現在は、とてもきれいで、静かな雰囲気の小学校です。
こちらは、
浦上天主堂。
ここまでの碑巡りは、とても重たい内容でした。少し辛かった。
翌日は、観光モードで、まずは
大浦天主堂からスタートしました。
こちらは、
グラバー園の旧三菱ドッグハウスです。明治29年に建てられた、乗員の宿泊休憩施設です。園内の最も高台にあり、長崎湾を一望できます。
旧三菱ドッグハウスからみた、長崎港。大きな船が浮かんでいます。
こちらがグラバー邸です。幕末のイギリス企業家トーマスグラバーの邸宅ですが、とても大きく、素敵なお家です。こんなお家に住みたいなぁ。
続いて、
出島。長崎県が、出島和蘭商館跡復元整備事業を推進中です。ただ、復元された「一番船船頭部屋」「一番蔵」「二番蔵」「料理部屋」「ヘトル(商館長次席)部屋」などは、妙に新しく、“う~ん、何かが違うような…”と思わず唸ってばかりでした。
と言う訳で、私のちょっとした小旅行、ご紹介しました。
仕事抜きで、来たかったな。
(タダだから、文句言うなという声が聞こえそう
)