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第1章 西南辺境型藩領国の典型【秀村選三 2004】

2008-07-31 15:44:01 | 大隅半島→別ブログ
【第1章】
秀村選三『幕末期薩摩藩の農業と社会』の
第1章 西南辺境型藩領国の典型 pp.7-45
に入ります。

3つの節から構成されます。

1 薩摩藩領国の研究について

2 西南日本における藩領国の典型

3 西南辺境型藩領国の特質

【先行研究】

「1 薩摩藩領国の研究について」  pp.7-22

は、この本のテーマに関する先行研究の概観です。

○ 日本経済史において、西南辺境地域の研究は著しく立ち遅れている。

○ 研究者は著しく少ない。

○ 基礎的な研究が一つ一つ重ねられねばと思う。

○ はじめはよそ者にとっては、なかなか入りにくい環境だった。

○ 1952年から大隅国高山郷に限定してモノグラフを作成することにつとめた。

【主な分野】

○ 藩政、藩財政、藩政改革

○ 藩政の土地制度、門割制度

○ 新田開発

○ 外城、麓、郷土

○ 商品生産、流通、交通

○ 琉球

○ 幕末維新期の近代化、工業化

【特に印象に残った箇所】

○ 薩摩藩においては藩権力に対する抵抗運動は純然たる百姓一揆ではなく、郷士・百姓の一揆として特徴がある

○ 民俗学の成果も多い地域だが、社会経済史との連絡・交流が少なかった。

○ 支配体制、社会・経済構造、民衆の生活慣行にいたるまで、従来の日本史研究の通説に種々の反省を促すものがあるのではないか。   p.16

*脚注が、82個もついている。

*写真は、肝付町HPより。
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