介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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藤本健太郎によるドイツ社会福祉・社会保障の概観

2008-07-16 05:54:50 | 地球→ドイツブログ
【概説書の意味】
きのう、
『世界の社会福祉年鑑第7集』(2007、旬報社)を紹介しました。

きょうは、
そのうち、ドイツに関する章をごく簡単に紹介します。

pp.87-111
を、藤本健太郎氏が書いています。

1991年東大経済学部卒後、厚生省に入る。
1999-2002 在ドイツの日本国大使館一等書記官を務める。
2008から 静岡県立大学準教授(執筆時は、大分大学)

日経文庫『日本の年金』(2005)を書いています。

【新しい情報】
この年鑑では、各国の紹介にあったって、項目の枠を決めている。
それにしたがって書くわけですが、広範な項目を一人で書くことができる人は限られてきます。
この年鑑の2004年版、2005年版は、田中耕太郎氏(山口県立大学教授。この方も、在ドイツ日本国大使館一等書記官の経験がある)が分担していた。

*古いものでは、東京大学出版会のシリーズ「先進諸国の社会保障」第4巻のドイツ編がある。(たまたま、私が編集しています。なにぶん10年前というわけで古いのですが、情報量は多い。分担執筆者の数が多く、統一感はない)

【今、1冊で・・といわれれば】
今、ドイツの社会福祉・社会保障はどうなのか?
と聞かれたら、1つだけあげよとなると、藤本氏のこの分担部分を挙げます。

いずれ、私のこのブログでは、ドイツの原資料に基づいて、順次、解説していきたいのですが、藤本稿のようなもので「全体を見通す」事が大事です。

*ドイツの社会福祉・社会保障を掘り下げて考察するには、
府川哲夫(国立社会保障・人口問題研究所)、田中耕太郎(前記)、松本勝明(一橋大)、土田武史(早稲田大)などの諸先生の編著が基礎文献です。
・ソーシャルワークについては、春見静子先生

【印象に残った要点】
○ 2005年11月から、政権が交代した。大連立時代に。

○ 合計特殊出生率は1.34と低く、2050年の高齢化率の推計は33.2%。
 *2005年では、19.3%で、日本よりは低い。

○ 少子化政策で大きく転換。その例が、「両親手当て」

○ 公的医療保険競争強化法 2007

○ 老齢年金の支給開始年齢の67歳への引上げ ・・・これは、昨日このブログで書きました。

○ 介護保険 いわゆる部分保険で、実際の利用者負担は日本よりは大きい。

○ 失業給付と社会扶助の統合(失業給付Ⅱ) 2005年1月より


*写真は、昨日、昼下がり、キャンパスの6号館裏手で。
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