花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

雀 12

2011年07月11日 21時17分47秒 | 
己にジャストサイズなツバメの巣の跡地を有効利用しようとするスズメと、それを奪おうとするスズメもう一羽。
見たタイミングでは、いま収まっているのに後から来た外にいる方が襲いかかっているように見えたが、ひょっとしたら実際の順序は逆やも知れず、どのみち善悪のある話でもない。

 

噛みあい蹴り合いのバトル発生の後、両者どこぞへ飛んでいって、その後一羽が戻ってきたが、この両者のどちらかなのか、はたまたまた別のスズメなのか、見分けのつく由もない。

見物席からなにか言うとすれば、そのすぐ隣の別のツバメの巣は空いているのに、ということくらいで。

梔子 2

2011年07月09日 22時15分44秒 | 春夏の花
濃い湿気の中、濃い甘い香りを漂わせるクチナシの花、きれいなのを一輪。



全体的には、こんな。
きれいな花はとてもきれいだが、すぐに汚くなってしかも長く残るので、花を愛でるのには見苦しい。
退廃的な雰囲気、というには白い花の風情は似合わず、独特の雰囲気。

音無の滝

2011年07月08日 21時11分04秒 | 春夏の風景
今回のは立派な名のついたちゃんとした滝。
大原の三千院のちょっと奥の方にある音無の滝。
三脚はやはり持ち忘れ、手持ちなのでシャッタースピードは1秒どまりだが、
時節柄水量は不足せず、まずまず良い感じに写ってくれた。



スケール感は小さいが、立地的にお手軽感があるのが良い。

昼顔

2011年07月07日 21時14分29秒 | 春夏の花
滝というような感じではないが、水が流れ落ちていく傍の草むらに咲くヒルガオ。
大きさの割には地味な花で、良いように言えば清楚な、とも言えるか。
少なくとも構図の真ん中を張れる咲き方はしていない。
そういう所も、好きな人には好ましいものではなかろうか。

山翡翠 4

2011年07月06日 20時27分17秒 | 
折角たくさん撮ったので、もう一回同じヤマセミ。
川の向こう岸に渡って、目隠しの木々の隙間から。
やはり暑そうにしている姿だが、近くで見られたのは良かった。



ところで先日α55を落として壊してしまって、懐事情から修理に出せないでいるため最近は900一本体制なのであるが、
α900の連写とこのヤマセミの羽ばたきの速さがちょうどシンクロしてしまって、連写でたくさん撮れてもどの写真も滑るように同じポーズ、
という悲しい出来事があった。



5コマ/秒あれば大体には充分なのだが、こういうことがありうるとはちょっと思わなかった。他人事としては面白いけど。

山翡翠 3

2011年07月05日 22時19分06秒 | 
久しぶりにまともに写る距離にいてくれたヤマセミ。
そのダイビングの姿。
大きい鳥なので、飛ぶ予兆はつかみやすい。
しかし最近、このポンコツレンズの写りが悪くなってきているようで、特にピント無限遠の側近くでは画質が甘い。
せっかく被写体が良くても、こういう惜しさは残念感が特に高い。





右に飛んだり、左に飛んだり。
飛ぶと、ヤマセミのトサカが寝るので、ちょっとコレジャナイ風でもある。



トリミングしないとこれくらいの距離感。
山翡翠と書きつつの石ころカラーで、常連さんが構えていないとなかなか気付けるものではない。
岩感が山中の自然ムードで良い風景。