花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

金環日食

2012年05月22日 00時17分41秒 | 春夏の風景
イベントごととして無視する謂われはない、今朝の金環日食。
前日の天気予報では割と絶望的に言われていたが、誰の日頃の行いが良かったものか、全体的にごく薄い雲がかかっていたものの、まず良好な見え具合であった。
が、ここらでは肝心の金環の瞬間のみ雲がかかってしまう酷いタイミング。
さほど不自由なく見えたものの、釈然としないものが残った。



日食といえば、写真になるような真っ暗なイメージが植え付けられているものだが、
実際には日差しが頼りなくなるくらいで、肉眼では日が欠けていることが見えない。
歴史物とかで、日食で人々が恐れおののくシーンがあるが、これくらいなら気づかないだろうと思うのだが。

こう、イメージ通り暗く撮れば、それらしく幻想的で美しい。



金環状態になる寸前の、月の凹凸で線が見え隠れしている状態。
知らなかったが、言われてみればそういうこともあるだろうというシチュエーション。
案外、月もデコボコしているものだ。



金環が通り過ぎた。
これも良く見ると月のラインで太陽のコロナと思しき紫色のなにやらが見える。

こういうのが見えると実にうれしいもので、もっと良い装備を準備していれば良かったかとも思う。
後の祭りというものだが、これきりでもう無いことでもあれば、これくらいで充分でもあろう。

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