花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

金黒羽白 2

2008年02月10日 21時20分51秒 | 
居ないところにはまるで居ないが、居るところには佃煮にするほど居るキンクロハジロ(鴨は佃煮にならないが)。
こいつはノーマルな鴨とは少し違い、潜水して藻や虫を食べる生活をしている。
しかし、ここ鶴見緑地では、数は少ないが、人の手からパンをもらって越冬している。
藻や虫も食べ放題にあるだろうが、ちょっと珍しいのと、頭の毛が面白いので他の鴨100羽より贔屓にしてもらえる。
というわけで堕落したようだ。

写真は、そんな感じのキンクロであるが、どこまで堕落しているのかは図りかねるので、人の手の上のパンを食べようとするシーンは、撮ろうとして逃げられたら人にわるいので遠慮した。
その代わりの、頭のモサモサだけ風に揺れる正面顔。


こちらはメス。
黒にカメラの露出を合わせたら金の目が光りすぎて怖い顔になったが、それもまた良し。
水面に写った目も良い仕事をしている。

普通にはなかなか近づいてくれないキンクロだが、とりあえずコレでアップで撮りたい小目標の一つをクリアできた。



ところで、噂の新機種・α350を700の時と同様、梅田のソニースタイルプラザで触らせてもらった。
問題の"クイックライブビュー"は、実際に一眼レフの反応速度のまま使えるコンパクトデジカメ同様の液晶画面を実現していて偉かった。
若干、コンマ1秒くらいシャッター時のブラックアウト時間がもたついたような印象はあったが、実用上の問題は皆無であろう。
AFのフォーカスフレームがファインダーにプリントされたものを撮影して表示しているものなので、不鮮明なのがまた面白い。
その代わりに正確なピント位置を液晶上にマーキングしてくれるのは、今でもピントの背景抜けをしでかしてしまう自分も「コレは良い」と思わせてくれるスグレモノな雰囲気。

1400万画素は余計なお世話なので、α300の方が安くで出るならそちらを期待したい。
といいつつ、350のモニター募集をしていたので応募してみた。
応募物に受かったことがない人生なので期待はしていないが、さて。