花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

百合鴎 5

2007年12月26日 22時01分04秒 | 
パン撒きの人に群がるカモメの中に4枚羽のカモメがいた。

と言うには付け根の角度が甘いが、一瞬目が停まる程度の面白味はある一葉。

高速飛行中は尾羽を閉じるカモメも、パンの空中キャッチを狙うための減速に一斉に尾羽を開いて、逆光を透かしてキレイになっている。

滑空飛行型の体としては小ぶりな分、飾り気と無駄のないフォルムの洗練度合いが魅力。
悪く言えば小さくまとまっていて面白味に欠ける。
私は後者を採る基本スタンスだが前者を認めるのにもやぶさかでない。