花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

紅葉 6

2006年11月19日 21時33分27秒 | 秋冬の風景
味わい深い中間色に染まった楓。
楓と書いて、こちらは見たままフウという名前。
カエデよりずっと大きくなる、葉が3つに分かれているのが特徴の木。

カエデと漢字が被っているのは、もともと中国ではこれが楓で、漢詩とかに出てくる楓を日本人はカエデの事にして理解しようとした為らしい。

馴染んでしまうと、木偏に風、だと大木よりもカエデくらいのこざっぱりした木に風に吹かれてくるくるする実の成るのが趣き深い気がして、イガの実が成る大木には違和感があるが、フーという茫洋とした響きにはこういう大木がふさわしい。