Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

蝉の一生

2006年08月10日 | デジタル写真

台風7号の影響なのか、今日は特別暑い!!!。
軽く35℃は超えているような感じである。
撒水をしていたら、庭木の陰に蝉の抜け殻があるのを見た。
蝉は7年間地中にいて、地上に出たら1週間で死んでしまうと言う。
「はかない」一生だと言う人もいるが、そうとばかりは言い切れない。
地上に出てきてからが人生(?)の始まりではなく、地中にいる間も蝉は蝉なりに精
一杯生きているのだと思う。
もしかしたら、地中にいる7年間の方が、蝉にとっては安全で快適なのかも知れない。
地上に出た途端に、鳥などの外敵から身を守らなければならないからだ。
(我が家の猫も、時々蝉を捕ってくる)
そう考えると、7年+1週間の蝉の一生と言うのは、昆虫にしては長寿の部類
に入るのでは無いだろうか。地中が天国で地上が地獄なのかも知れない。
7年前というと、私は未だ現役で働いていたし娘は大学生、息子は高校生だった。
7年の年月を経て、地上に出てきたこの夏には、我が家の環境はその頃と大き
く様変わりをしている。
蝉にとっても我が家にとっても7年間というのは確かに長い時の流れの様だ。

と、言うことは今でも地中の何処かで数年後の夏に顔を出す蝉がジッと自分の
出番を待っていると言う事になるのか・・・・。
その頃の我が家はどんな風になっているのだろうか。
私自身が居るかどうかさえも分からない。
そう考えると何だか不思議な感じがする。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿