Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

エピソード7 普通の日常に・・・・。

2023年09月18日 | デジタル写真
最初は緊張もしていたし、初めての事で物珍しさもあったのですが10日も過ぎると大抵の事が分かってきたので日に日に退屈さが増してきました。
或る日の朝、看護師さんが「お加減はどうですか?」と聞いてきたので「なんだか別な病気になったみたいです」と言ったら「えーどうしたんですか?」と言うので「どうも退屈病にかかったらしいです」と言ったら「そうですよねー、いつ退院許可が下りるか先生に聞いてあげましょうか」と有難い言葉が・・・・。
早速その日の午後、担当医と話をする時間を設けて貰いました。
担当医の先生曰く「Sさんが退院したいならいつでもOKですよ。」と言ってくれたのですがその日は台風が接近するという日だったので、翌日にしました。
先ず最初に頭に浮かんだのがチャッピーに会える事。
世話は家内に頼んであったのですが心配なので一日中ペット見守りカメラで様子を見ていました。
家内に「ストーカーに見られている気がした」と言われるくらい、朝から晩まで。
やはり私が急に居なくなってしまったせいか、日中も私の使っている座椅子の上でほぼ100%寝ている事が多かったです。(匂いが強く残っているからだと思います。)
いざ家に帰ってみると良くドラマなんかで見るように飛んできて喜ぶのかと思いきや・・何時もの机の下から上目遣いで「あれーあの人誰なんだろう・・・」みたいな顔をしてました。
流石!!チャッピーらしさは健在でした。
ご飯も普通に食べていたようですが、チャッピーなりに我慢して頑張っていたと思います。
と、たった2週間でしたがすごく貴重な経験をしました。
お世話になったリハビリさんや看護師さんの何人かは私の住んでいる近くから通っているようなので、もしかしてスーパーやコンビニなどですれ違う事もあるかも知れませんが、何せゴーグルとマスク姿でしか見ていないので気づかないと思います。
「すれ違っても分からないだろうから声はかけませんけど決して無視をしてるわけでは無いからね・・・。」と、予め断っておきました。
それにしてもあの人たちは実によくやってくれました。
教員の労働時間が問題になっていますが、それと同等か上回るほどだと感じました。
夜勤は週1回、4時から次ぐ日の9時までとか・・・。
4時からと言ってもその前に来ていなくてはならないし、9時になったらすぐに帰れる訳でも無いそうです。
家に帰って友達とご飯に行こうと思っても友達は仕事をしている時間だし、結局一人で過ごすしか無いそうです。結局寝るだけで何もできないとか・・・・。
退院して1週間が経ちましたが入院ボケと言いますか、何となくだるーい感じがして一日中ゴロゴロして過ごしています。
病院から一日に飲む薬を貰ってきました。
何と、朝食後に一度に7粒の薬を飲みます。
なんの薬なのか全部は分かりませんがこうなると薬で生きているとしか言いようが無いですね。
Amazonで新たに血圧計も買って、これからは出来るだけ健康な生活を心がけようと思いました。
連休でも開けたら再た釣りにでも出かけて気分転換をしたいと思っています。
病院でのエピソードはまだまだあるのですが、取り合えずは今回で最後と言う事に。