Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

老人ホーム?

2006年11月19日 | デジタル写真

冷え込みも厳しくなってきたので、釣りに行く回数も少なくなってきた。
釣り場でいろんな人達と話しをしていると半日があっと言う間に過ぎてしまう。
私を含め大抵の常連さんはリタイヤ組と思われる。
同じ様な立場や境遇(?)の人達が集まっているせいか居心地が良い。
所が、毎日顔を合わせているのにお互いの事はあまり良く知らない。
たまたま「趣味が同じ」という事を除けば、それ以外の共通性は特にない様だ。
それ以上の事は知らなくても済む事だし、余計な詮索をし合う必要もない。
むしろ、退職を境に複雑な人間関係から解き放された事を楽しんでいる様にも
思える。
毎日の様に顔を合わせていると自然とうち解けて来て「今度、新車を買うんですよ」
とか、「昨日は○○に行ってきましたよ」とか、釣りの話題だけではなく、プライベート
な内容の会話もする様になってくる。
ここでは年齢や現職時代の役職、立場の違いによる余計な気遣いは全く不要で
あり、それぞれ言いたい放題の事を言える。
高齢者の集まりは、見ようによっては老人ホームの様でもあるが、悲壮感や殺伐
とした空気は全く感じられない。みんな実に生き生きとしている。

以前プログで紹介した仔猫たちも随分大きくなり、最近では恐る恐る釣り人の近く
まで近づいて来る様になった。
しかし、未だ人間に慣れていないのか、誰かがちょっと立ち上がっただけでも
一目散に逃げていってしまう。
仔猫達が釣り人から小魚を貰えるようになった頃、私も「水郷公園老人ホーム」に
正式入所できそうである。