弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

パソコン通信と弁理士受験

2006-02-22 00:14:21 | 弁理士
私が弁理士試験に合格したのは今から10年以上前ですから、弁理士試験勉強の様相も現在とはずいぶん異なるかもしれません。
試験勉強をしていた期間の大部分、私は中国地方のとある田舎に在住していたので、受験機関の講座を通学で受講したりゼミに参加したりすることは不可能でした。当時、そのような状況は受験生にとって極めて不利であるといわれていました。
私はそれ以前からパソコン通信のNIFTY-Serve(後のNIFTY)に参加しており、そのなかのFLICというフォーラムに弁理士受験会議室が存在していました。議長・副議長に現役弁理士の方が就かれ、会員(受験生)の質問に丁寧に答えてくれます。
私は、(この歳で)弁理士試験にトライして最終合格できる可能性からはじまり、受験勉強の方法などをこの会議室で教わりながら勉強を開始しました。その後、代々木塾の基礎講座を通信で受講しつつ、勉強中に浮かんだ疑問点はこの会議室で質問し議論することによってその都度解決するようにしました。
受験機関の講義は通信でのみ受講し、ゼミに一切参加しないという状況でしたが、FLICの会議室がその不利を補ってくれました。
最終合格する年には幸いにも広島で論文答練が開催されたので、新幹線で通いながら論文答練は通学で受講することができました。そして、試験勉強開始から2年半で最終合格に至りました。

インターネット化の波に押され、パソコン通信のNIFTYは消滅し、同時にFLICもその幕を閉じました。ウェブページで弁理士試験に関して議論する掲示板を覗いてみても、私が受験生だった頃のFLICに匹敵するような議論ができている掲示板というのにお目にかかりません。当時の私のような地方受験生は、どのような場で議論することによって実力を高めているのでしょうか。
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