弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

ダイソンDC12新聞記事

2016-10-26 21:35:28 | Weblog
このブログでは、2009年から2010年にかけて、ダイソンのDC12について3回にわたって記事にしてきました。
ダイソンの掃除機(2009-11-17)
ダイソンのDC12が大変なことに(2010-05-28)
ダイソンDC12~最終章(2010-08-10)

この中で、「ダイソンのDC12が大変なことに」では、2010年5月26日の朝日新聞記事を取り上げました。
ダイソン掃除機やけど続発 電源コード交換9万4千台
2010年5月26日16時21分 asahi.com
『英国メーカーのダイソンのサイクロン式掃除機「DC12」でやけど事故が多発している問題で、同社が販売台数の約1割にあたる9万4千台について、原因の電源コードを無償交換していることがわかった。コードの異常の訴えがあった1万6千台に加え、別のパーツの修理依頼があったものも含んでいる。』
記事によると、この掃除機は2004年6月に販売が始まり、これまでに約95万台売れています。コードの差し込みプラグ付近が断線して火花や煙が出たり、プラグが過熱したりする事故が07年6月以降に26件起き、24人が指などに軽いやけどをしたとのことです。
同社はこれまでにコードの異常の訴えがあった1万6700台についてコードの無償交換に応じたほか、別のパーツの修理依頼があった7万7800台についてもコードの無償交換を同時に実施しているのですね。
この機種の実に1割が何らかの故障でメーカーに送り返されている、というのもすごいです。
『ただ、全使用者を対象としたリコールは実施していない。「コードを無理に引っ張ったりねじ曲げたりしたためで、正しく使えば事故は防げる」とし、「あえて混乱させないように、使用者に対して事前の交換の呼びかけはしない」としている。』
『経済産業省によると、サイクロン式などの大出力掃除機で、配電電圧を海外仕様(230ボルト)から日本仕様(100ボルト)に変更した製品は、コードに流れる電流が約2倍、発熱量は約5倍になり、被覆が熱で軟らかくなりやすく、断線しやすいという。』

その後、新聞記事を朝日新聞サイトで確認することができず、上記記事が本当に新聞に掲載されたのか、確認の手段がなくなりました。ネット上では、私の上記ブログ記事が捏造ではないか、との意見さえ出ているようです。

私の職場の近所には杉並区立中央図書館があります。そこである日の昼休み、中央図書館へ出かけ、この新聞記事が入手できるか調べてみました。
縮刷を簡単に見つけることができました。

文章に一部不一致がありますが、基本的には私のブログで抜粋した記事がそのまま新聞記事であることを確認できました。
コメント (2)
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