弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

ピアノ発表会2012秋

2012-09-23 00:30:42 | 趣味・読書
先生についてピアノを習い始めて2年になります。家内と二人で、西荻窪にお住まいの先生のご自宅に習いに行っています。
教材はトンプソン現代ピアノ教本(2) からスタートしました。
私たちが習っている大城先生の教室では、発表会が年に2回あります。春の発表会は、大城先生に習っている大人の生徒さんのみが集まり、フィガロ音楽院の小ホールでアットホームに行っています。秋の発表会はフィガロ音楽院全体の発表会で、3日間にかけて行われる大規模な発表会です。
発表会で演奏するとなるといい加減な練習では済まされません。また、発表会が励みとなり、練習にも熱が入りますから、ピアノの腕も上がるというわけです。
私は今まで、以下の曲を発表会で弾きました。
2011年春 ドン・ジョバンニより「メヌエット」、黒いひとみ
2011年秋 パッヘルベルのカノン
2012年春 ロンドンデリーの歌、シューベルトのセレナーデ

そして2012年秋の発表会、私が演奏するのは9月22日、会場は葛西区民館でした。開演前の音合わせのときに撮った写真を1枚だけ上げておきます。

観客席の多い普通の大ホールですが、私が演奏したときの観客の数は、10人いるかいないか、といった人数でした。子どもが出演する時間帯は大勢の観客が集まるのですが、今回のように大人が演奏する時間帯はほとんど演奏者+α程度の人数しか聞いていないのです。

今回の私の演奏曲は2曲です。
  シューベルトのセレナーデ Op.134
  ベートーベンの「さらばピアノよ」

シューベルトのセレナーデは、春の発表会と同じ曲です。この曲の演奏については、何とか無事にこなしました。舞台の袖に帰ったとき、大城先生が指で○を作ってくれました。
問題は2曲目のベートーベンです。練習時の傾向では、こちらの曲の方が途中の破綻が少ないと予測していたのですが、途中のある段階で指が次に弾くキーを突然忘れてしまったのです。繰り返しを含めて同じ場所を3回弾きましたが、3回とも指は思い出しませんでした。
今回私がつっかえた箇所というのが、練習では一度も破綻したことのない箇所でした。こういうことがあるから、発表会というのは恐ろしいです。

まあ、そんなこともありましたが、その2曲目も最後まで弾き終わり、今年の発表会は終了したのでした。

今回も含めてですが、大人の発表者が少ないのが気になります。リタイアした団塊世代が世の中には溢れているはずなのに、ピアノでも習ってみようか、という人はあまりいないのでしょうか。
コメント
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