これまでこのブログでは、遭難救助の費用についてよくありがちな「すげー莫大な費用が掛かる。自己破産するぜ、マジで」みたいなことはまず考えられない、ということを書いてきましたけど、先日発見したとある報道記事を読んだらちょっと自信が無くなりました。
宮本議員質問/労山遭難対策共済への助成、文科相「要請あれば検討」
しんぶん赤旗 2010年5月15日(土)
ちょいと引用してみます。
引用
宮本氏は、1000万円以上の支出が必要な遭難事故が年間5~6件発生していることを指摘して、「遭難対策の共済事業が安全安心の登山のためには必要不可欠だ」と強調。
引用おわり
1000万円以上支出している遭難事故が年間5~6件ですか。
都岳連の共済だと支出した事例が出ていて、それを見る限り高くて400万円ぐらいだというのは以前書いています。そんなわけで、この記事を読んだ当初はかなり疑問を感じたのですが、もしかしたらこれは海外の遭難事故への支出も含まれているのかもしれませんねえ。国内の遭難で1000万円以上の費用をかけてる遭難がそんなに多いというのは、ちょっと考えにくいです。
宮本議員質問/労山遭難対策共済への助成、文科相「要請あれば検討」
しんぶん赤旗 2010年5月15日(土)
ちょいと引用してみます。
引用
宮本氏は、1000万円以上の支出が必要な遭難事故が年間5~6件発生していることを指摘して、「遭難対策の共済事業が安全安心の登山のためには必要不可欠だ」と強調。
引用おわり
1000万円以上支出している遭難事故が年間5~6件ですか。
都岳連の共済だと支出した事例が出ていて、それを見る限り高くて400万円ぐらいだというのは以前書いています。そんなわけで、この記事を読んだ当初はかなり疑問を感じたのですが、もしかしたらこれは海外の遭難事故への支出も含まれているのかもしれませんねえ。国内の遭難で1000万円以上の費用をかけてる遭難がそんなに多いというのは、ちょっと考えにくいです。
まさか捜索費用だけで1000マンもするとは思えません。
時間あたりのヘリの減価償却とかわけのわからん費用まで入っているような気がします。
それと、本当に国が助成をするなら、一部の共済だけではなくて全ての山岳保険を対象にするべきでしょうね。
そんなことを言いつつ、自分の保険も切れていることに先ほど気付きました・・・
しんぶん赤旗・・共産党・・労山系ということのようですね?
いえ、共産党がいけない、大嫌いということではないのですが・・・労山系の山岳会に入会(いま考え中)の場合は左派思想的な人が多いのでしょうか?
ぼくは現在は自民党支持ですので、労山系山岳会に入ると嫌われますでしょうか・・・。
共産党との付き合いがあるわけでもありませんし。
地方ではクライミングが出来て、冬のアルプスに登れる会というと、労山系しかなかったりします。
だからいろんな人がいました。
自営業の会員ならば自民党支持の人もいたでしょうし、公務員会員ならば民主党?プーさんなら共産党支持だったりしたのかもしれません。
そんな状況なので、政治の話については世間話程度でした。
赤旗に取り上げられる=共産党という短絡的な思想だと、左右とか政治思想以前に問題ある気がしますが…。
労山には普通の人(政治思想の無い人)もたくさんいますし、極右思想の私とも仲良くしてくれていますよ。
入会して8年くらいになりますが、少なくとも会の中では思想がらみの話は皆無で、ただの山好きの集まりだというかんじです。
うちの会の設立当時からのメンバーはそっち系の人もいますし、県連など上部組織の総会に出ると、資料の中にそっちのにおいがすることがありますが、思想の押し付けも何もありません。
親が警察だっていう人が家族に反対されて退会したケースがあるまで、私もそっちに関係があると知らなかったし、新入会員も、そっち系だと知らずに入ってくる人がほとんどじゃないでしょうか。
>イタリアではイタリア山岳会(Club Alpino Italiano, CAI)に年4000円くらいで加盟すると、救助ヘリが山岳保険で無料になります。
私が加入しているIROは年間数千円単位の支払いで、200万円ぐらいは出るようです。労山も同様の支払いでもうちょっと出るみたいですね。
「安易な救援要求が増えるかな?」については、あまり関係無いかもしれません。遭難救助費用についてよく理解していない人がほとんどであり、ウチのブログには「遭難救助 費用」で検索してやってくる人が未だ多いです。