今日のひとネタ

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Seven Years in Tibet(ネタばれあり)

2008年04月20日 | 映画
 映画「Seven Years in Tibet」(7イヤーズ・イン・チベット)を見ました。1997年のアメリカ映画です。ご覧になった方はどれくらいいるでしょうか? 私は10年ほど前に見たのですが細かい内容を記憶しておらず、今回チベット問題が語られる中「そういえばあの映画」と思って借りてきました。

 とはいえ3週間ほど前からビデオ屋に行く度にレンタル中だったので、うちの近所でも少なくとも3人くらいは見たでしょう。

 ストーリーとしては、オーストリアの登山家が第二次世界大戦のさなかに様々な事情からチベットにたどり着き、彼がそこで過ごした日々と若き日のダライラマとの交流を描くというもの。

 中国がチベットにどのようなことをしたか、なぜダライラマがインドにいるのか、そのあたりを知りたい人は入門用としてよいかもしれません。(ダライラマがどういう人かというのは、チベットの人々の接し方から察するしかないのでそちらは別途調べねばわかりませんが)

 見た感じ若き日のダライラマがすごくお茶目に描かれててニンマリしてしまいますが、先日の来日時の記者会見を見ると現在のご本人もそういう面がありますよね。ただ映画の中で外国の映画を見ながらポツリと「何十年か経って世界中の人が『チベットの人たちはどこへ行ってしまったのだろう』って言うのかな」というシーンにはホロリと来ます。

 チベットの映画だと意識しなくともブラッドピットを見るためでもよし、ヒマラヤ登山のシーンも見ごたえあるし、いろいろ見所のある映画です。Wikipediaによるとこの映画のおかげで、監督と主演男優の二人は生涯中国への出入りを禁止されたとか。

 この機会にみなさんもぜひご覧下さい。公開から10年以上経ってますが、今こそ!という感じではあります。

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