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あれから一か月、昭和51年9月のヒット曲ベスト30

2022年11月29日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 

 先日、昭和51年8月のオリコントップ30を記事にしたら結構ウケたので続報です。今回は1か月後、昭和51年9月20日発表のトップ30。

 トップ3は、あなただけを/あおい輝彦、ねえ!気がついてよ/桜田淳子、針葉樹/野口五郎でした。野口五郎さんのこの曲は結構地味な印象でしたが、物凄くヒットしたのですね。私は好きな曲です。

 それで1か月経っても「あなただけを」が強いです。考えてみれば、この年はあおい輝彦さんに加えて、「およげ!たいやきくん」「山口さんちのツトム君」「ビューティフルサンデー」など、いわゆるヒットチャートの常連でない方のビッグヒットが長く続いた印象。

 他の注目としては「河内のオッサンの唄」が7位まで上昇してるし、「嗚呼!!花の応援団」がさらに上がって15位。あらためて「そんなにヒットしてたっけ?」と驚きました。この方たちが、事務所に搾取されずちゃんと儲けてたらいいのですが。(というのは、大きなお世話ですか。)

 そして今回も洋楽がヒットしてて、ジャニス・イアンの「ラブ・イズ・ブラインド」がいきなり6位になってます。これは坂口良子さん主演のドラマ「グッドバイ・ママ」の主題歌でしたが、なんとこの後に最高3位にまでなったそうです。歌は確かにヒットしましたが、あのドラマってそんなにウケてましたっけ??? 今もDVDは出てないし。

 洋楽ではオリビア・ニュートン・ジョンの「ジョリーン」が27位。この曲は最高11位まで上がることになるので、普通に洋楽と邦楽とコミックソングと子供向けの曲がヒットチャートに共存してた面白い時代でした。

 こうやって眺めると反応するところは人それぞれでしょうが、私はすごく楽しくなってきます。現在のチャートのことをうんぬんは言いませんが、こういう本当の「流行歌」の世界があったのですね。当時は、年末の賞レースとか紅白の出場者とか予想するのも熱が入ったことでしょう。

 ちなみにこの年のレコード大賞は「ソウル・ドラキュラ」、翌年は「ソウル若三杉」でした。ソウルがブームだったんですね。…って、真実を知りたい方はご自分で検索を。

 なお、今回も「トップ30くらいは全部歌えるわい。」と思った私の前に立ちはだかったのがアグネス。この曲知らないけどヒットしてたんですね。