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NSP特集はまだまだ聞けます>歌謡スクランブル

2021年05月01日 | ラジオ番組の話題
 
 4月28日(水)のNHKFM「歌謡スクランブル」の後半はNSP特集でした。NSPとはご存じの通り70年代~80年代にかけて活躍し、21世紀になって再結成もしたフォークグループです。「NSP」がなんの略かというと、「ナットウ・ソラマメ・ピーナッツ」とか「なんと・素敵な・プロみたい」とか言われますが、正解は「ヌード・ストリップ・ポルノ」です。(ウソ)

 それで水曜の特集で放送されたのは以下の通り。

「夕暮れ時はさびしそう」
「さようなら」
「赤い糸の伝説」
「弥生つめたい風」
「八月の空へ翔べ」
「面影橋」
「冬の花火はおもいで花火」
「八十八夜」

 前半はスタジオ録音、後半は再結成後のライブ音源もありでした。私は特にファンではなかったのですが、「面影橋」以外は全部知ってました。これ以外でも「線香花火」「あせ」「雨は似合わない」「北北東の風」など、結構ヒットしたような気がします。

 実はNSPについては、リアルタイムで聞いてた時はちょっとどうかと思ってました。「ごめんごめん」とか「つぶつぶの」とか「さようならさようならさようなら」とか、そういう曲しか作れないのか!と思ってて。

 ただ、80年代になって天野滋さんが他の歌手に提供した曲を聞くと、すごくポップな面も見えて「ああ、あの『つぶつぶの』とか『ごめんごめん』というのは、NSPとしての芸風だったんだ。」と気づいた次第。実は奥も深くて、いろんな音楽性のあった人だったと理解したものです。

 なお、本日のトップ画像のライブDVDにはメンバーのインタビューも収録されてて、ベースの平賀さんの話では、天野さんから「凄くいい曲ができた」と言われて聞かされたのが「ごめんごめん」だったので、「おいおい、冗談はやめてくれよと思ったけど、売れちゃったんだよね(笑)。」ですって。

 また、20年くらい前の話ですが、実家の母が親戚の子供を幼稚園まで車で迎えに行った時のこと。その時は丁度70年代フォークソング満載のCDを聞いてたのですが、その園児が「夕暮れ時はさびしそう」を聞いて「今の歌、もう一回」と言ったそうです。ヒット曲ってのは、そういう感じで広がっていくのでしょうね。さすがのインパクトです。

 この「歌謡スクランブル」も「らじるらじる」の聴き逃しサービスがありますので、今回のNSP特集も5月5日(水)まで聞けます。ステイホームのお供に是非どうぞ。楽しいですよ。もしどなたかNSPのコピーバンドやるというときは、私も誘って下さい。ま、「つぶつぶの」とか「ごめんごめん」は勘弁ですが(笑)。