安重根を称える式典が26日に韓国で行われたそうです。私からすると「伊藤博文を暗殺した人」という認識だったのですが、韓国では英雄なんですね。しかし、暗殺の実行犯であるということは一種のテロリストなわけですが、その記念式典を政府主催でやるというのはいかがなものかと。(読売新聞の記事はこちら)
なお、今年が「100周年」ということですが、安重根没後100周年は来年なのであくまでも「伊藤博文暗殺100周年」を記念しての式典なんだそうです。なんのためらいもなく国中でこれを祝ってるのだとすると、かの国とはなかなかお友達になりにくいですね。
とはいえ、私は明治の歴史に弱いので伊藤博文がどういう人だったのかはよく知りません。「世に棲む日々」を読んだ限りでは、とても後に総理大臣になるような登場の仕方ではなかったですが。目立たないし。
伊藤博文は韓国併合に否定的であったため、暗殺によってかえってそれが進んでしまったという話もありますが、それが正しいのかどうかっていうのは歴史を勉強しないとわからないですね。明治維新から日清・日露戦争あたりまでの流れもあらためて調べてみたいと思った次第です。
なお、今回の式典については発売中の週刊文春にてコラムニストの勝谷誠彦氏がレポートしてます。なによりもオチが面白かったですが、興味深い記事ですので皆さん是非ご覧下さい。