オバマ大統領のノーベル平和賞受賞について、私なんぞは「寝言は寝て言え」とぼやくだけだったのですがさすが専門家は違います。コラムニストの勝谷誠彦氏は、このニュースを聞いて「ベストジーニスト賞」を思い出したのだとか。<いまいちばんの人気者にとりあえずあげておけば、衆愚は喝采するのではないかとまさか考えたわけではあるまいね、ノーベル賞委員会。>ですと。たしかにベストジーニスト賞って、旬の人気者にあげてるだけで「あの人ジーンズなんかはいてたっけ?」という人が多いですものね。ジュエリーベストドレッサー賞なんかも同じですが。
で、勝谷氏はアメリカがアフガンで戦争をしている現状も取り上げて<アフガンをなんとかやってのけて戦火がおさまってからでもよかったのではないか。>とも言ってます。たしかにその通り。
さらにオバマ氏に関しては<ダライ・ラマに米議会で人権賞、オバマ大統領は面会せず>というニュースもあったのだとか。チベットの人権問題を見ない振りしてる人に平和賞というのはいかがなものか。このまま本当に核廃絶ができないままでアフガンの終戦もできないのであれば、完全に一発屋で終わってしまいそうな予感。オバマさんには「しっかりしいや」と言っておきましょう。
なんにしても、同じニュースを聞いてもプロは分析の仕方が違います。私も頑張ろうっと。まぁ私はここでいくら書いても一円の稼ぎにもなりませんけど…。