今日のひとネタ

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夏はやっぱり真珠郎

2009年09月03日 | TV番組レビュー
 真珠郎といえば横溝正史先生の小説ですが、今日からCSのファミリー劇場で放送が始まりました。古谷一行氏が金田一耕助を演じるテレビシリーズですが、これは第二シリーズの方。

 初回放送は1978年だそうで、私は中三でした。当時はもちろん家庭用ビデオなんてものは家にありませんでしたので、1回見逃したらそれで終わりと。この真珠郎も1回目は見たのですがその後を見逃してまして、今回リベンジを果たしたいと。

 それにしても人間の記憶なんてのはいい加減なもので、この真珠郎は柳の木の下で蛍をパックンチョと食べちゃったりするので、てっきり放送されたのも真夏だと思ってました。が、資料を見ると1978年5月13日~27日の放送ですと。全然違いましたね。

 おまけに私の頭の中では全2回だと思ってて、初回だけ見て解決編を見なかったと記憶してたのですが全3回なんですと。う~む、どこまで見たのかなぁ。今回は忘れずにちゃんと録画せねば。

 さらにいうと、最後に「原作には金田一耕助は登場しませんが、作者の了解を得て登場させています」というテロップがありました。わたしゃこんなのもちーとも覚えてませんでした。だめですね。

 で、今日あらためて見てみるとこの爽やかな気持ち悪さは絶品です。なによりも大谷直子さんが色っぽいのでナイスです。このおどろおどろしい話で、あれだけヒラヒラのドレスを着る設定と言うのが素晴らしい。岡田英次さんの不気味さもgoodです。

 ところで、今回も洞窟と湖が登場しますが横溝正史先生の作品って、こういうのがやたらと多くないですか? 真珠郎の次は「仮面舞踏会」でその次が「不死蝶」ですと。「不死蝶」も洞窟と湖が出ませんでしたっけ?

 「不死蝶」もすごく気味が悪い話だと記憶してますが、実はこちらも途中までしか見てません。考えてみれば真珠郎も不死蝶も30年以上も犯人を知らないままですか。ようやく長年の疑問が解けると思うと楽しみです。って、来週見逃したりして…。