と、疑問に思った人はOKWebで聞いてみましょう。ようするに、インターネットでの質問サイトです。自分が知りたい事を書き込めば、それに詳しい誰かが答えてくれる…というのが理想の形でしょうが、イマイチそうなっていないところが悲しくて、なおかつ面白いところ。
私は雑誌の紹介記事を見て興味を持ち、先月くらいから見始めたのですが、カテゴリで分けてあるので最初は音楽中心に見てました。もちろん「マイピュアレディというのは誰の曲?」とか「あるある大辞典のエンディングテーマを歌ってる人は?」という質問があれば「尾崎亜美さんです!」と答えようと手ぐすね引いて待ってるわけです。しかし、そういう質問にはまだ遭遇してません。自信を持って回答できたのは、甲斐バンドのデビュー曲のB面だけです。
で、このサイトのどこが面白いかというと「昨夜のTBS9時からのドラマの中でかかっていた曲は?」というような質問があると必ず「そのドラマは見てないんですが…」と言いながら根拠の無い憶測で回答する人がいること。「知らんのやったら言いなはんな」と思ってしまいますが、そういう人は多いです。また、質問する方もする方で「有線放送で聞いたのですが、女性が歌っててちょっとジャズっぽい曲のタイトルは?」なんて類のはしょっちゅうあって、私からすると雲をつかむような話というか、サハラ砂漠に落とした仁丹を探す方法を聞かれたようなもんですが、ちゃんと回答する人がいるんですね、これが。(もちろん正しい回答かどうかは知るすべがありません)
また、「真剣に答えを求めてるの?」と思うような質問もあって「ギターの音を半音下げるにはどうしたらいいんですか?」というそれだけの質問があって、「ハテ?」と思ったり。おそらく、半音下げてチューニングしたときに対応できるチューナーは?とかそういう事を聞きたいのでしょうが、言葉足らずというかなんというか。もちろん明らかに質問者をバカにしてる回答者というのもいて、「フェンダーのストラトを持ってるのですが、自宅練習用にお勧めのアンプを教えてください」という質問に「マーシャル三段積みしかないっしょ」というのがあったり。中にはまじめに回答してる人もいるのですが、ギターならギターで初心者の質問に同じ人ばっかりがアドバイスしてたりで、「これは、ここを見てる人が信じやすい人だと考えが偏ってしまうなぁ」と思うことも多かったり。回答が的を得ていない場合や、質問を深読みしすぎのケースも目につきますし。
ということで、最近は当初の目的とはすっかり変わって、できるだけまともでない質疑応答になっているものを探すようになりました。かみ合わなければかみあわないほど面白いので、ラジオの人生相談を聞いて面白がっているのに近いものがあります。
しかし、実は聞いてみたい質問というのもあって、私が質問するとしたら「大奥が何かというのを小学生に一言で説明するには?」ですね。あとは「目玉焼きの正しき食べ方は?」とか「果汁100%と書いてあるトマトジュースに食塩が入ってるのはなぜ?」とか。もしかしたら、そういう質問はすでに書かれているかも。早速調べてみようっと。