今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season2」終了しました

2024年08月26日 | ドラマレビュー

 このドラマはWOWOWとテレビ東京の共同製作で、Season1は向井理主演でテレビ東京にて、Season2は市原隼人主演でWOWOWで放送という珍しい企画でした。

 Season1をテレ東で見て続きを見たいからWOWOWを契約したという人がそんなにいるとは思いませんが、Season2は1話30分というサイズなのでこちらも「はて?」と。

 ただ、ドラマは結構面白かったです。内容については何をどう言ってもネタバレになりますが、「私は詐欺師です。」という市原隼人は本当に悪人なのか、巨大詐欺組織を捜査する警察内部の裏切者は誰か、向井理は本当に死んだのか、など疑問は最後まで引っ張ります。この辺気になるので途中脱落は少ないドラマかもしれません。

 役者さんでは市原隼人の感情を表に出さない顔芸がなかなか楽しかったですが、スーツを着ていながらムキムキの筋肉を想像させるのもこのドラマの醍醐味だったでしょう。(意見には個人差があります。) あとはまあ刑事も悪人もいつもこういうタイプのドラマに出る方々が多かったような。陣内孝則はWOWOWでは派手な悪役専門ですし。

 Season1と2の比較で言うと、やはり2はWOWOWのドラマっぽかったように思います。(当たり前ですが。) とにかく一旦疑い出すと出てくる人がみんな裏切者に見えるので、まだ見てない人にはなんも言えません。実際に誰がどうなのかは最終回までのお楽しみという事で、これはさすがに結末は忘れないと思います。まあ再放送あっても見るかわかんないけど。


「夜明けの刑事」ですって

2024年08月25日 | 新着ドラマの話題

 CSのTBSチャンネルで放送中です。元々は1974年10月から放送されていたもので全111話もあるそうです。CSでは以前にもちょこっと再放送してたような気もしますが、私はすごく久しぶりに見ました。

 これはコント55号の坂上二郎が刑事役をやるので話題になりました。うちの田舎は当時民放が2局のみでTBS系列の局があったのに、なぜか水曜と金曜の夜8時は日テレ系のドラマを放送してたのでいわゆる「遅れネット」で何年か後に見ました。平日の夕方に毎日やってたし、相当たまってから一気に放送したものと。

 調べてみたらDVD未発売なので、全話録画するとちょっと威張れるかもしれませんね。ただし、気がついたのが最近なのであのキャロルのゲスト回は見逃しました。普通に放送されたのでしょうか。

 たまたま放送してたのを一話だけ録画したら、ゲストが中条きよしとあのねのねでした。そういえばこのドラマはゲストが結構豪華でしたね。さすがに全部見ようとは思いませんが、Wikipediaには放送リストがあるので見たい回をピンポイントで狙おうかと思ってます。

 が、もう40話になっていてダウンタウンブギウギバンドのゲスト回は見逃してしまいました。タイトルは「港のヨーコは殺されていた?」で、他のゲストは桃井かおり、柴俊夫、中島久之、室田日出男、平凡太郎など。ん~、なかなか香ばしいのに残念。

 今後の気になるタイトルは以下の通り。

第81話 8月11日 横須賀ストーリー殺人事件
第83話 9月1日 山口さんちのツトム君誘拐事件
第84話 9月8日 危うし!岸壁の母
第86話 9月22日 地上最強の空手 仕組まれた殺人のワナ
第96話 12月8日 猫神家一族に何が起こったか!?
第107話 2月23日 女子プロレスラー奮戦す


 まあ、タイトル見れば大体ゲストも想像つきますが、第86話はもちろんマス・オーヤマです。96話は誰だっけかなぁ。


もし読書感想文を書くとすれば

2024年08月24日 | 日記・雑記・ただの戯言

 ここ2ヶ月くらいで読んだ本、今読んでる本、読もうとして買った本などがこちら。当方中学生ではなく、しがない一般男性ですので夏休みの宿題の読書感想文に悩まされることはありませんが「もしこれらで読書感想文を書くとすれば?」と考えるとちょっと楽しいです。

 この中で物語なのは「百年の孤独」「こころ」「白昼の死角」、エッセイが「荒馬のように」「稲妻日記」「稲妻日記Part2」、ノンフィクションが「嵐の季節」「バッタを倒すぜアフリカで」「戦う石橋湛山」「珈琲の世界史」「紋切型社会」など。

 自分が中学生だったとして、提出して先生にウケそうなのは「百年の孤独」「こころ」などでしょうか。感想文の内容うんぬんより「百年の孤独を読んだのか?」というのが注目を浴びそうです。

 「こころ」は中学の国語の先生なら必須でしょうから、ちゃんと読まずに適当なことを書くとすぐばれそうなので避けた方がいいかも。

 なお、読書感想文については「感想ですから『つまらない』『傑作ぅ』といった言葉を一言だけ書いておけば十分です。『どこがだめかを書け』と言われたら、『それだと、論評、解説になります。感想文と言いながら、違うものを要求するのは、課題として不適切です。』と返せばよい」と言ったのは、かの高千穂遥。さすがです。

 とはいえ、中学生の頃に「上から目線で論評してやろう」と面白がって書いてれば、読書感想文も苦痛ではなく楽しめたかもしれませんね。まあ、当時は文章を書くよりは本を一冊読むのが一番の苦痛だったのは間違いないです。

 中学生でも苦痛でないといえば、宇能鴻一郎の「好色姫栗毛」とかでしょうけど、さすがにそれで感想文書く度胸はありませんでした。って、この本もタイトルだけ見たけど読んだことないし。


ああいう風になってないだろうかと

2024年08月23日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 社会人になって2年目くらいのこと。会社の寮で渡辺みさっちゃんのライブビデオを見てたら1年先輩の社員が来て「ふ~ん、こんな子おるんか。この子もべっぴんさんやったら売れるんかもしれんけどな。」ですと。

 かなりムカッと来たので、ヒット曲連発してることや既に単独で西武球場ライブを連続で成功させていることなどを説明しましたが、「俺はこの子が売れるとは思わん。」「俺の知らんもんはあかん。」という態度で聞く耳持たず。そもそも普段の行動からして人としていかがかと思う事も多かったので、まともに相手にするのはやめました。

 まあ趣味は車とギャンブルというタイプで特に音楽に興味はなさそうだったし、その人にとってはザ・ベストテンのような歌番組に毎週出るルンルン歌手こそが流行歌手という認識だったのでしょう。当時のベストテンの常連はというと、南野陽子、おニャン子一派、中森明菜、荻野目洋子などなど。そういう人しか眼中になかったものと。

 翻って現在の自分を見ると、あの時のあの人のようになっていないだろうか?と思う事があります。自分が知らなかった新しい歌手やバンドが出てきて武道館やアリーナ公演、東京ドームとか聞いたときに、曲を聞きもせず「なんでこんな人らが」という感想を抱いたりするので。

 世の中にはいろんな音楽があって、それを好きな人もいますから「そんなもんは知らん!」「どうせ今のノリだけでろくでもないものだろう」とか決めつけるのはいけませんね。今はサブスクもありますしちょいと聞いてみてから、自分でいいかどうか決める姿勢も必要ではないかと。もちろん興味なければ聞かない代わりに口も出さないという選択肢もありますけど。

 ところで、10年ほど前に会社の飲み会で二次会がカラオケになったときのこと。私は50代、他はみんな若くて一番上でも40歳くらいで合計8人でした。20代も2~3人いたと思います。

 その時は若い社員が最近のヒット曲を歌うのを聞いてるだけで、別に機嫌悪そうにしてたわけではないのですが、その40歳くらいの社員が気を遣って「井上陽水だとどうですか?」とか「小田和正ならいいでしょう?」とか言ってきました。

 なので「俺は別に昔の曲ならなんでもいいと言ってるわけじゃないし、最近の曲は知らないだけで全部ダメとも言ってない。単にロックじゃないものが好きじゃないだけ。」と説明しました。とはいえ、そのままずっと黙ってるのもなんなので、その時は「イムジン河」を歌いました。まあ「悲しくてやりきれない」ではなかった程度に大人ではあったと。

 そういう経験もありますが、最近のヒット曲でも割といいと思うものもありますし、特に誰とは言いませんがテレビでライブを見て結構気に入ったバンドもあります。やはり打ち込み中心でアニメ声のユニットよりは、バンドのビートを感じられたりボーカルに熱さがあるようなのが好みですね。

 ということで私だって、オフィシャル髭男爵とか、キング・グーグー・ガンモとか、Mrs.ゴールデンアップルとか緑黄色野菜とか最近流行ってるものも知ってます。ワイルドだろぉ~。


四万十太郎の元ネタは志摩太郎でしょうか?

2024年08月22日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 四万十太郎とは2007年のTBSドラマ「歌姫」の登場人物で「しまんとたろう」と読みます。ドラマでは長瀬智也が演じました。そしてこれは本名ではなく、終戦の日に四万十川に流れ着いたところを救助され、以前の記憶を失っていたため「四万十太郎」と名付けられたもの。

 そもそもこの「歌姫」という物語は、サタケミキオ(宅間孝行)による戯曲で本人主宰の劇団「東京セレソンデラックス」で2004年に初演、その後に再演もされたもの。その評判によりドラマになったのでしょうか。

 そして、先日「甲斐バンド40周年 嵐の季節」という本を読んでいて「ハッ!」としました。なぜかというと、過去に「志摩太郎」と呼ばれた人物がいたことが記されていたため。

 それは1980年12月のこと。同年11月末に福岡県志摩町の海岸で夜にひとりの青年がずぶ濡れのまま歩いていたところを発見され、ポケットに3000円だけ持っていて自分の名前も何も覚えていなかったと。地元の警察が「志摩太郎」と名付け、その後病院に保護されました。

 その約1か月後、同室にいた患者のラジオから流れて来た甲斐バンドの「翼あるもの」を聞いた彼は頭痛を訴え、顔を紅潮させ、身震いしてうずくまったのち、しばらくして立ち上がり「思い出した。俺は〇〇だ。」と言ったというもの。

 彼は東京の大学生で、無事に両親との再会を果たしたものの、なぜ福岡をさまよっていたのかも記憶をなくした経緯も不明。この件は毎日新聞社会面に記事が掲載されて世間の知ることとなりましたが、暮れが押し詰まっていたためか大きな話題にはならず、バンドからの公式コメントもなかったとか。

 「四万十太郎」と「志摩太郎」というのは文字で見るとわからなかったのですが、発音してみると「しまんとたろう」と「しまたろう」なので、凄く似てますね。そしてどちらも記憶喪失で発見された男性ということで、この二つは関連性があるのでしょうか。その辺、宅間孝行は何かコメントしているのかどうか。どなたかご存じないでしょうか。気になりますね。